狐と兎 3

狩り人と狼 ページ37

死ぬ気で走った私たちは当然の如く雷が落ちた

(幹部1)さっさと座れ！

(A)すみません…。

(神威)…ﾁｯ…殺してやろーか？

(A)ダメですよ団長！

心の声、まるぎこえです。

(幹部1)それでは、これより、次の任務の説明をする。

今回の任務は第七師団に任せる

(神威)やったぁ！

(A)シー！

(幹部1)なお、敵の数は未知数であるが、首謀者は断定している

エリルランド・ジークス

(A)！(なんでやつが…？)

(神威)？どうしたの？

(A)えっ…いや…別に…

(幹部1)舞台は「暗夜星」、エリルランドはこの星に設置してある弾撃(時限爆弾)を使い、地球、その他の星を爆発させるのがやつの目的だ。

(A)……っ…！？

……何を考えているの？

エリルランド…

(幹部1)開始日は3日

解散！



複雑な気持ちだ。

…先生がいっていた通りになったなぁ…

(神威)大丈夫？

さっきからぼーとしてるケド？

(A)…あ、いや、なんでもありませんよ…。

…私、先に休みますね？

(神威)あぁ、うん、おやすみ…

(A)おやすみなさい…

……言える訳がない。

今回の首謀者が私に能力を与えた張本人なんて……

口が裂けても言えない……

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