俺の彼女はツンデレでっす☆

ツンデレ48 ページ48

体育館。。





「ちょ、大丈夫？めっちゃ震えてるじゃん」



『ちょっと怖かったけど、助かったよ』




ふわっ、と自分が着ていた上着をかけてくれた高尾。




『高尾が一番だよ。』



「デレ期最高だね〜♪」



「呑気なことを言ってられるな。…む、A。その腕の傷はどうした」





ふと、腕を見ると一本の傷が入っていて血が出ている。



『多分、腕掴まれた時かも。』


「はぁ！？アイツAの腕も触ったのかよ！」




ったくもー！なんて言いながら頬を膨らましている高尾。
幼稚園児か。

「ほらほら、腕見せて！傷広がったら大変だから」


傷を見せると、慣れたかのように手当てしていく。

「よし！これでオッケイ！」







高尾がそう言ったのと同時に体育館の入口から宮地さんが来た。



「わり。遅くなったわ。大丈夫か？」


『はい、ありがとうございました。』


ペコリと頭を下げれば、ポンポンと撫でてくれた宮地さん。









「もう、高尾から離れるなよ？なんだかんだ、良いやつだからな」









ここにいる、高尾と緑間君と私は思った。




『(今の言葉だけ先輩として格好いいと思った)』

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