俺の彼女はツンデレでっす☆

ツンデレ44 ページ44

あれから。



「よーっし、部活行くか！」



「それじゃあ、行ってくるのだよ。」





あっという間に部活の時間になった。

何度か会話はするものの、私の隣には常に高尾がいた。






『うん、じゃあね』



今日の天気は晴れ。
こういう時、雨が恋しくなるんだよね。






「なんかあったら、走って体育館まで来るか大きい声で叫べ！大丈夫だから。」



高尾の手が私の頭に触れる。





『そ、そんな子供扱いしなくても平気だもん！行ってくる！』









・









「行っちまったな…」



「やはりお前も心配なのか」



「んー…まぁ。今日くらいはバスケ部の方に招いてもよかったかな、って。ぶっちゃけ、病み上がりだし」



「そうだな。…Aに会いたい人物は今頃体育館にいるのだよ。」







俺達は歩きながらその会話をし、体育館の扉を開けた。

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