俺の彼女はツンデレでっす☆

ツンデレ26 ページ26

『高尾、勉強しな』



『高尾、また早弁してー…』



『高尾、次の授業…移動教室だよ？』









朝とは比べもんにならないくらい普通に生活してたから安心したわ。









そのまま時間が経っていき、放課後。

飯もちゃんと食ってたし朝飲んだ薬が効いたのかな？なんて思いながら部活へ。






高「お願いしまーすっ」

緑「お願いします」





宮「今日もいねーのか」



宮地さんは何の為に部活をしてるのか分からないときがよくある。
俺だけか？






宮「外暑そうだなー。昨日に引き続き炎天下は辛そうだな」








どーせ俺らも扉は開けてるものの暑さが体育館に籠り、結局汗だく。


辛いのは外だけじゃない。









宮「よし、10分休憩！」









秀徳の体育館からは、グラウンドが見える。

よく陸上部を覗いたり。

いや、Aを…癒しを貰いたいだけだよ。









そんなことを思いながらグラウンドを見ると、なにやらガヤガヤしていた。



宮「ん？怪我人でもでたか？」





いつの間にか隣に来ていた宮地さん。





グラウンドの方から、微かに声が聞こえた。





「誰か！！Aが倒れて____！！」









高「すみません、少し抜けます！」




宮地さんにも、その声が聞こえたのか頷いてくれた。









　グラウンドに向かおうとした瞬間聞こえた「抜ける分、ウォーミングアップ２倍な！」というのは空耳としておこう。

ツンデレ27→←ツンデレ25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す