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No.3 ページ3

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気づけば私は真っ暗な世界にいた。









でも、違和感を感じたのは周囲の音。









お母さんの泣き声が近くで聞こえた気がして、









『お母、…さん?』




ボソリと呼んだ。





すると、「A…っ」と私の名を呼んだお母さん









真っ暗な世界にいるはずなのに、現実感を感じるのは気のせいだろうか。









「A…、今ね大事な話をするから落ち着いて聞いてね?」









落ち着いたトーンで私の肩に手を置きながら言ったお母さん。


小さく頷き、次の言葉を待った。









夢ならば、ここで覚めるのが普通だろう。

気になるところで途切れ普通の日常を過ごす___




そんな気持ちでお母さんの言葉を待っていたのに









「今回の事故でね、Aは目が見えなくなっちゃったの」









それは途切られることなく一瞬で過ぎた。









ここは、真っ暗な世界なんかじゃなかった。

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おかさにゃ - 悲しい結末だが、コレもいい(´;ω;`) (2018年6月4日 23時) (レス) id: 0aa9478df6 (このIDを非表示/違反報告)
美零(プロフ) - いつもありがとー!全ての作品にコメントくれるなんて…!神やな! (2018年6月4日 7時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - キタヨ((´・| キタヨ((´・ω| キチャッタヨー((`・ω・´| (2018年6月3日 22時) (レス) id: 9891d1bd62 (このIDを非表示/違反報告)
美零(プロフ) - 神ノ木さん» 早速コメントありがとうございます!嬉しいですっ♪ (2018年5月12日 17時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)
神ノ木 - 書き方がうまいですね!同じ投稿者として憧れます! (2018年5月12日 17時) (レス) id: a21d3a6b09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜庭美零 | 作成日時:2018年5月12日 17時

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