【HQ】白鳥沢のマネージャーはツインズの妹.4

61.稲荷崎高校へ ページ7

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『ふわぁ〜っ…おはよぉ…って、誰も居ないか』




朝、目が覚めてリビングに行くが最後に起きたのが私で誰も居なかった。



双子は部活、お母さんたちは遅くまで仕事か



壁に掛けてあるホワイトボードで今日のみんなの予定を確認する



昔からここに誰が何時頃帰ってくるとか、ご飯いらないとか書くようにしていて

親の帰りが遅い日はよく双子とご飯作ったり家事を分担して二人の負担を減らすようにしていた。



今でも双子がしっかりやっていると私は信じている…





私は今日これと言って特に予定はないから家でぐうたら過ごそうかな。


今日くらい自堕落な生活を許しておくれ…







お母さんたち遅くまで仕事なら夜ご飯作るか。



何作ろうかなと考えながら朝ご飯を食べていると




ーーーピコンッ



侑A〜
侑サポーター部屋にないか見てくれへん?
侑あったら学校まで持ってきてほしい!!




…どうやら忘れ物をしたらしい。





言われたとおり双子の部屋にお邪魔して探してみると
サポーターは机の上に置かれたいた



せっかく洗濯したのに入れ忘れるってアホか


仕方ないから、持って行ってあげよ




A机の上にあったで
Aちょい待ってて



と送るとOKとスタンプが送られてきた





ご飯を駆け込みできるだけ急いで支度をする


ラフな格好でいっか。



3本ラインのはいった黒地のトラックパンツに
これと同じブランドの白いᎢシャツに着替え寝癖を直す






侑のサポーター持ったし…あ、あとお土産


明日顔出しに行くつもりだったけどこの際だから持っていこう。


よし、忘れ物なし。レッツゴー









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道に迷うことなく稲荷崎高校へと到着。

体育館へ向かうとすでに練習は始まっていて今はたぶんアップの最後の方かな




うわ、相変わらずファンの子来てんなぁ…




夏休みにも関わらず練習の見学に来ている双子ファンの姿



特に禁止になっているわけでもないためギャラリーであれば
見学自由となっている


休みの日にも双子を見たいとは、なかなかの暇人なのかなと私は思う





ドア付近から中を覗いてるもレギュラー組は少し離れたところにいるため私に気づいてない


仕方なく近くにいた2軍の人に声をかけて侑を呼んでもらった




声かけたらあ、IHの時のって認知されてました私。


そりゃあれだけ注目浴びれば認知されますよね…笑



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