91夜 不可思議な存在 ページ47
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「……それで、それ以来レームの軍事的研究は飛躍的な進化を見せ、
世界に誇る無敵の国となったわけですか…」
「私が、限られた時しか魔法を使わなくなったのもその頃よ……
彼女の言った言葉は、今のレームの真髄と言ってもいい」
「人の力……か…」
ムーはほんの少しだけ微笑んで、
私を見てこう言った
「ならば、ますます
あのマグノシュタットという
魔法にすがる盲信者の国は………生かしてはおけませんね」
「…………」
「では、私は先に船に向かいます。
長旅になるでしょうから、確認はしっかりと済ませなければ。それでは、またあとで」
部屋の戸が閉まり、中には私だけが残された
静かに溜息をつく
「………でも、エルヴィンの言うことには不思議なことが多すぎる…
何よりも…自然界のルフに命令をすることができるなんて、そんなのマギにしかできないはずなのに…」
あの子は…どんな王を導くのかしら……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いやぁ〜とうとう出発したなぁA！
俺もやっとアラジンに会えるぜ！」
「さっきからそれしか言ってないよアリババさん」
現在、船の上、出航より三時間後
「てか三時間もそんなことネチネチ言わないでくれるかな？？
隣で聞いてるやつの身にもなれよ」
「あーはいはい。わかったわかった。
でもやっぱ嬉しいんだよ〜！
アラジン元気かなぁ…」
「何かあったらすぐ
アラジンAladdinアラジンって…
いい加減ウザいわ」
「なんか一回だけすごい発音良くなかったか…？」
「まぁ取り敢えず、私も今回はやらなきゃいけないことがあるんで、頑張りますわ」
「え、無視？」
「じゃあ私ちょっと倉庫行ってくるんで」
「え、なんで…」
「それじゃまったね〜」スッタカター(走)
「……ガン無視かよぉぉぉぉぉぉ！！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あぁ〜うるさい。ホントうるさい。
一回地獄落ちてこいあの一角獣め……
さてと、
「しっかし思った以上に集まっちゃったねぇ
マグノシュタットの裏情報」
『なんだ、そんなに簡単だったのか？』
物陰から現れたのは私の相棒の白銀さん
「？…いいや。流石に裏情報とあって知ってる人が殆どいないからやりずらかったよ…
ただまぁ…
シェヘラさんのおかげで
だいぶ手間は省けたけどな」
ラッキーアイテム
モルさんの眷属器。見るだけでok。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ウラト - ぱないのって物語シリーズですよね！ (2016年5月4日 2時) (
レス) id: 9d9d1106e6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット廃人のネト充 - ジュダルのあだ名がめっちゃ笑えるｗｗｗｗ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 7c3141a3a4 (このIDを非表示/違反報告)
らいむめろん - 永らくご無沙汰して申し訳ありません！一身上の都合により更新が遅れます。本当にごめんなさい……皆様これからもよろしくお願いいたします。 (2016年1月5日 18時) (レス) id: 2a8f9b99d0 (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 続きが楽しみ！更新頑張ってね！ (2015年12月15日 21時) (レス) id: 1294923381 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしています^^ (2015年12月13日 17時) (レス) id: d0082e23f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいむめろん | 作成日時：2015年7月23日 20時
