81夜 リア充 ページ37
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「成る程……とすると、
この子は君の弟子というわけなんだねアリババ」
「今の話をどう解釈したらそうなるのか是非ともお聞かせ願いたいんですが。
あと何で普通に居座ってんのよあんた」
突如として現れた赤髪リア充 ムーさん。
そして何でか知らんが奴は今私の眼の前で私
の淹れたお茶を優雅に飲みながら
アリババさんに向かい合う形で座っている。
「あの……アリババさん。この人誰ですか？
なんかアリババさんと真逆のモテモテ貴公子に見えるのは気のせいですか？」
「認めたくねぇけど大正解だよ！あと俺だって少しはモテてるからね！」
「おっと、自己紹介がまだだったな。
俺はムー・アレキウス。
ファナリス兵団の団長で迷宮攻略者だ。
よろしくな。」
「あ、そりゃどーも。リア充さん」
「……俺の名前はムーなのだが」
「リア充さん」
「そのリア充というのは一体…」
「リア充さん」
「……あのその呼び方はy『リア充さん』…」
「おいやめr『あんまりしつこいとリアルに充実した金持ち貴族のキン肉マンって呼ぶぞ。』
「OK、わかった。リア充でいい」
「あのムーさんを説き伏せただと！？」
「さて、茶番は終わりにしましょう。
で、なにか重要な話があったんじゃないですかリア充さん？」
「おや、君は察しがいいね。
その通り。今日はアリババに頼みたいことがあって来たんだ」
「俺に頼みたいこと？」
「あぁ。
近々、マグノシュタットとの戦が始まることは知っているな」
「……はい」
「実は、
君にもその戦に参加して欲しいんだ。」
「……え？」
「君は俺に一太刀浴びせられるほどの実力の持ち主だ。
それに向こうには君の友人もいるんだろう？
悪い話ではないと思うが」
「是非、行かせてください、ムーさん！」
「……そうか、なら話は早い。
三週間後の明朝出発する。長い船旅になるだろうから、しっかりと準備をしておけ」
「はい！」
.
「あの、それは私も行っていいんですかね？」
「…………いや、何を言ってるんだA。
君のような幼子を戦場に出すわけに行かないだろう！足手まといだ！」
「なら、足手まといにならなきゃいいんだな」
「？……あぁ……」
「じゃあ、私と勝負してよ」
「……！」
「判断するのはそれからにしてくれる？
あと、
幼女呼ばわりされる覚えはねぇからなクソが」
ラッキーアイテム
モルさんの眷属器。見るだけでok。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ウラト - ぱないのって物語シリーズですよね！ (2016年5月4日 2時) (
レス) id: 9d9d1106e6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット廃人のネト充 - ジュダルのあだ名がめっちゃ笑えるｗｗｗｗ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 7c3141a3a4 (このIDを非表示/違反報告)
らいむめろん - 永らくご無沙汰して申し訳ありません！一身上の都合により更新が遅れます。本当にごめんなさい……皆様これからもよろしくお願いいたします。 (2016年1月5日 18時) (レス) id: 2a8f9b99d0 (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 続きが楽しみ！更新頑張ってね！ (2015年12月15日 21時) (レス) id: 1294923381 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしています^^ (2015年12月13日 17時) (レス) id: d0082e23f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいむめろん | 作成日時：2015年7月23日 20時
