79夜 身の上話 ページ35
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「まず、今から俺が言うことは全部嘘偽りない事だと信じてくれていい。」
「なるほど。とすると、
かなりぶっ飛んだ話になる事が予想されますね
一般常識を普通に軽々飛び越えちゃうぐらいの。」
「そういうことだ。だから心構えをしっかりな
まず、俺の親友の魔法使いで、アラジン！」
「アラジン？
あぁ、シンドバッドの冒険書34巻で金の笛からデッカい腕出したって人ですよね」
「あながち間違ってはいないけれど
お前の話の方が遥かに常識とかけ離れてるぞ………」
「私、ファンタジーとか一切抵抗なくウェルカムな感じなので。
どんと来てください」
「ど、どんと来いって……
まぁ、俺もそっちの方が話しやすいな。
よし、じゃあ続けるぜ。
そのアラジンとはチーシャンっていうオアシス街で会ったんだ。
初対面の時には荷物の果物食い荒らしてて
すごく仲は険悪だったんだけど……
……まぁ、その後一緒に冒険したりとかして
唯一無二の親友になったんだ！」
「へーっ、いわゆる運命の出会い的なやつですね」
「そうなんだよ。でも何しろ、初対面じゃ驚かされてばっかりでさ！
荷物は食いあらすし、奴 隷の鎖を切っちまうし…
あ、チーシャンでは領主の奴 隷に手を出すと重罪だったんだ。あの時はどんだけ世間知らずなんだって思ったよ。
で、しかも！チビのくせして余裕で風 俗 店のお姉さんのお っ ぱ い揉んでんだぜ？
信じられるか？」
「むしろチビで良かったと今痛感しましたね」
「だろ？まぁそこも、あいつの面白さなんだけどさ。
で、次。
戦闘民族の末裔で、めちゃくちゃかっこいい
女の子、モルジアナ！」
「おぉう。これまたシンドバッドの冒険書34巻にて、
たくさんの人を担ぎ上げて軽々と移動したというあの女子とは思えない女子のことですね。
知ってます。」
「お前には何を言ってもそう返される気がする。」
「そんなことはないですよ。
こう見えても私、冒険書のザガン攻略以降の話は知らないんです。しかもあれはシンドバッド王の目線で書かれたものですから、
アリババさんの素性は分からないんですよね」
「成る程な……
じゃあその時仲間になった奴のことを話せばいいんだな。
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それじゃあ……これは流石に知らないだろ！
俺の友達で、頼れるけど泣き虫な
煌帝国の皇子、
練白龍！」
ラッキーアイテム
モルさんの眷属器。見るだけでok。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ウラト - ぱないのって物語シリーズですよね！ (2016年5月4日 2時) (
レス) id: 9d9d1106e6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット廃人のネト充 - ジュダルのあだ名がめっちゃ笑えるｗｗｗｗ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 7c3141a3a4 (このIDを非表示/違反報告)
らいむめろん - 永らくご無沙汰して申し訳ありません！一身上の都合により更新が遅れます。本当にごめんなさい……皆様これからもよろしくお願いいたします。 (2016年1月5日 18時) (レス) id: 2a8f9b99d0 (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 続きが楽しみ！更新頑張ってね！ (2015年12月15日 21時) (レス) id: 1294923381 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしています^^ (2015年12月13日 17時) (レス) id: d0082e23f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいむめろん | 作成日時：2015年7月23日 20時
