46夜 おぞましす ページ2
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殿下とのお話の次の日。
第三皇子の練紅覇という人物も到着したらしく
いそいそと葬儀が始まった。
殿下も今着ている服ではなく、喪服に着替え、既に他の兄弟の方々と合流している。
そんな中、私は一人で外を眺めていた。
昨日の天気も怪しかったけれど、今日は朝から雨が降り続いている。
この雨は何か今日起こることを暗示しているのだろうか
そういや殿下は大丈夫かな？
あの人兄弟の事になると露骨に嫌がるし
もう少し感情を表に出さないということも
うちの殿下には学んで欲しいものだね。私が言えた義理じゃないけれど
「さてと、これでも一応従者だし、もうそろそろ行くかぁ。てか服のストックがねぇ！こんな格好で大丈夫か？いや大丈夫じゃない！」
自慢ではないが私には私服というものがない。
あるのはたまにナフキンとかいろんな用途で使っていたポンチョの色違いだけだ
とりあえずなんとか黒色の日よけ用の奴で間に合わせる
煌帝国伝統の服なんて知るか！
私は全速力で広間へと急いだ。
_________一行はまだ広間への入場前で
途中参加ではあるが後ろの方の従者の一団に加わった。
一瞬前の方にいた大きい四人の……なんなんだろう。バケモノ？っぽいのと黄色っぽい帽子被った人に思いっきり睨まれた。
「ご、ごめんなさい……」
反射的に誤ってしまったがすぐに5人とも前を向いて歩き出した。あぁ怖い。
「……すいません青舜さん」
隣に運良く青舜さんがいたのでお尋ねする。
「はい？どうかしましたかA殿」
「あの前にいる四人は誰なんですか？容姿が人とは思えないのですが……」
「あぁ、A殿はお会いしたことが無いのでしたよね。あの方々は練紅炎殿に使える眷属で、
右から楽禁殿、周黒惇殿、炎彰殿、そして一番左にいるのが私の兄の李青秀です」
「お兄ちゃん！！！？あの蛇頭の人がお兄ちゃん？！マジですか青舜さん！ほんとに？！」
「はい。あれでも昔は良くそっくりだって言われてたんですよ。今は紅炎殿の眷属と同化してしまってあんな姿になってしまっていますが」
「はぁ……世の中不思議なこともあるもんですな」
「この国では結構当たり前ですけれどね。あんな感じの異形の兵士の軍団まで作ってるぐらいですから。」
「おぞましす……吐き気がするぜ…」
そんなこんなで私は広間へ入っていった。
なんとなく、直感だけど……
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物凄く嫌な予感がした。
ラッキーアイテム
モルさんの眷属器。見るだけでok。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ウラト - ぱないのって物語シリーズですよね！ (2016年5月4日 2時) (
レス) id: 9d9d1106e6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット廃人のネト充 - ジュダルのあだ名がめっちゃ笑えるｗｗｗｗ (2016年2月23日 16時) (レス) id: 7c3141a3a4 (このIDを非表示/違反報告)
らいむめろん - 永らくご無沙汰して申し訳ありません！一身上の都合により更新が遅れます。本当にごめんなさい……皆様これからもよろしくお願いいたします。 (2016年1月5日 18時) (レス) id: 2a8f9b99d0 (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - 続きが楽しみ！更新頑張ってね！ (2015年12月15日 21時) (レス) id: 1294923381 (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしています^^ (2015年12月13日 17時) (レス) id: d0082e23f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいむめろん | 作成日時：2015年7月23日 20時
