玖話 恋バナ ページ11
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時は同じくして犬夜叉一行。
「かごめちゃーん！犬夜叉ー！みんなー！」
聞き覚えのある声に、皆が振り返る。
振り返った先にいたのは殺生丸と一緒にいるはずのAで。
「Aちゃん？殺生丸と一緒じゃなかったの？」
かごめがそう聞くと、Aは『アハハ』と乾いた笑いを漏らす。
「実は迷子になりまして」
**************
かごめの一声で雲母を抱いた珊瑚、A、かごめで横に歩き恋バナに花を咲かせていた。
男組は少し前を歩き、何を言われているんだか。と憂鬱な様子。
「珊瑚ちゃんはね、弥勒様にプロポーズなんかされちゃってね！」
「ぷ、ぷろぽおず…？」
「うん。将来の約束…」
「本当に!?」
かごめの不思議な言葉に頭をひねるA。
その言葉の意味を珊瑚に教えてもらい、Aの目が一気に輝く。
そして『おめでとう！』と満面の笑みで伝えた。
・
「そういうかごめちゃんはどうなのさ」
「確かに、気になる！」
「え…私？」
珊瑚の言葉に便乗するように目を瞬かせる。
するとかごめは少し照れた様子で『別に何も…』と。
疑いの目を向ける二人。う。と言葉に詰まっている。
「私の事よりAちゃんはどうなの！」
「あ、確かに。殺生丸とって想像できないよね」
してやったりという表情のかごめに乗じる珊瑚。
Aは困ったようにうつむく。と首をかしげる二人。
「んー、何にもないよ。
ていうか、身分違いって感じかな」
・
「そうかなぁ。
私、殺生丸はAちゃんの事大切にしてると思ったけど…」
「私もそう思うよ。何度も助けてもらったんだろ？」
悲しそうに空を見上げるAを二人が励ます。
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RUKA(プロフ) - とても面白いです！！続きがとても気になります。更新頑張ってください！ (2021年2月3日 18時) (
レス) id: 4977de0b73 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - すごく面白かったです！！更新気が向いたらでもいいので頑張ってください！！ (2019年4月11日 18時) (レス) id: 5628b1917f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�� | 作成日時：2018年7月4日 23時
