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弐拾捌話 ページ29
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この状況にイライラしてるのは他でもなく国木田くん。
そりゃそうか、ご近所さんに謝りに行かなきゃ行けないんだっけ。おお、まだ覚えてる。
変なことに感心してると雨が降ってきた。
……大変だぁ。あ、
「おにーさん、お家襲われましたー」
「はぁ?…ったく、中也、首領に言っとけ。俺は戻る気サラサラねぇし玲音も渡す気ねぇよって」
綺麗な髪の毛がふわふわ舞う。
ポツリポツリと少しの雨が降りながら視界を悪くする。
「……はぁ。じゃあ交換条件ってことで貴方が戻らない代わりに亜依に戻ってきてもらいます」
「!?」
「……おい、ふざけんなよ」
あ、お兄さんおこっ、
「っ!!!」
「亜依?!」
「おい!?どうした!!」
「くそっ、もうかよ!」
あた、まいたい
ずきずキする、がんがんスる、くダケそう。
みしってオとがキコえる
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「ーーーーーーやっと見つけた。私のみらい…」
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作者名:拳銃 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年7月12日 23時