[H×H]貴『君達誰ですか。』ｼｬ「俺はシャルナーク、あっちはフェイタンとクロロ！よろしくね！」貴『あ、もしもし。警察ですか』ﾌｪ「おい、何してるか」貴『通報』ｸﾛ「はやまるな」貴『君達が言うセリフじゃないと思いますがね』

政府と取引する一般中学生って一体 ページ6

さて、徒歩でいっても取引現場までは間に合わない。


かといって、自動車は目立つ。


どうしましょうか。


その時、ナイフが飛んできた。

避けたら、ナイフは壁に深く突き刺さる。


投げたのは、フェイタンさんだった。


ﾌｪ「お前、何者ね」


貴『政府と取引している一般中学生』


ｼｬ「それ、一般人じゃないよね？」


そう言うシャルナークさんも、後ろに隠した手には、アンテナを持っている。


ここで、話す時間はないな。


私は、指紋を残さないように白い手袋をはめ、黒いコートをバサッと羽織る。


手袋をはめながら答える。


貴『簡単な話しですよ。

私は、自動車免許と、特別な警察官しか見れない“情報”を得るのと、引き換えに、こうして、違法者を警察の代わりに捕まえる。』


ただ、それだけの話しですよ。と、淡々とした口調で話す。


貴『それより、この中で、運転できる人はいますか。』


ｸﾛ「？一応、誰でもできるが···」


貴『では、クロロさん。違法取引現場に興味はありませんか』

クロロさんは、一瞬目をキョトンとさせたが、すぐに、何が言いたいのか分かったのか、余裕のある顔に戻り、答えた。


ｸﾛ「なるほどな」


面白い考え方だ。俺は思わず、頬を緩める。


つまりはこういう事だ。


車で行かないと、違法取引現場には間に合わない。


Aが運転すると未成年だから目立つ。


だから、俺が運転すれば解決。


貴『クロロさんの状況判断力が高くて助かりましたね』


ｸﾛ「運転してもいいが、覚悟しておくんだな。」


貴『何の覚悟でしょうか』


ﾌｪ「団長、急ぐ時、運転荒いね」


フェイタンさんが嫌な事を思い出したように、苦い顔をした。

盗賊とはいえ、安全運転第一で！！→←文字が読める！？（えっ？）

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