[H×H]貴『君達誰ですか。』ｼｬ「俺はシャルナーク、あっちはフェイタンとクロロ！よろしくね！」貴『あ、もしもし。警察ですか』ﾌｪ「おい、何してるか」貴『通報』ｸﾛ「はやまるな」貴『君達が言うセリフじゃないと思いますがね』

用意のいい幽霊って何！？ ページ14

〜シャルナークside〜

その時、1件のラインがとどいた。


貴『多分、ラインは警部さんあたりでしょう』

すんなりとした口調で彼女は言う。


そして、彼女はスマホを見ずに、先に家のドアに手をかける。


貴『とりあえず、家の中に入りましょう。
クロロさん達も待たせているので』

そう言って、俺達は中に入った。


〜夢主side〜

家の中に入ると、いきなりナイフが飛んできたので、避けると後ろのドアに刺さった。


舌打ちする音がしたので、見るとナイフを持ってこちらをジロッと睨んでいるフェイタンさんがいた。


ﾌｪ「惜しかたよ。あと、もう少しでお前殺せたのにね」


貴『そういえば、フェイタンさん達は、もうご飯食べましたか。食べていなければ作りますが』


ﾌｪ「お前に作らせたら、毒、盛りそうよ。」


貴『なるほど、ご飯はまだですか。では、作りますね』

〜〜〜〜〜〜〜〜

貴『時間がなかったので鍋です。あと、お風呂は沸かしてあるのでご自由にどうぞ。』


その時、ボンッとまた音がした。

青色の髪。

白い仮面。

淡い青色の浴衣。

盗聴器のような声。

幽霊「やあ、数時間ぶりだね！！」


貴『そういえば、クロロさん達がここの世界に来てから、まだ1日も、たっていないんですよね。』


幽霊「そうそう。あ、あと、クロロ達の服、持ってきたから、コレ着ていいよ〜」


ｼｬ「俺達、自分のサイズ、教えてないよね？サイズがピッタリで怖いんだけど。」


貴『まあでも、助かりましたね』


幽霊「ふっ、幽霊に不可能はなーーい！！」


ﾌｪ「お前、もう用済みよ。はやく消えるね」


幽霊「クロロ先生ー、フェイタン君が意地悪しました」


ｸﾛ「それぐらい、自分で何とかしろ」


幽霊「うわぉ、冷たい人しか居ないよ···」


貴『それと、もう一度会った時に聞こうと思ったんですけど』


Aの声が少し低くなる。


幽霊「なになに〜」


貴『“幽霊さん”の他に幽霊は本当にいないんですか』

ピタッと、幽霊さんが固まる。


貴『···いえ、やっぱり何でもありません』


薬と包帯、取ってきますね。いつも通りの冷静な声がリビングに小さく響いた。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ｸﾛ(？包帯って何かあったのか？)


(シャルナークさんにスタンガン当てただけですよ)


(何があった···)

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