44,5話 (前半) ページ8
母「Aー。お使い行ってくれないかしら?」
貴「うん!分かった。行ってくるよ!」
私、今。とっても幸せだ。
家族とも仲が良いし、不満なんかない。
嬉「姉さん、私も一緒に行こうか?姉さん方向音痴だから」
そう言って優しく笑う妹。
私達は夜兎族という戦闘民族。
でも、喧嘩とかもこの町ではほぼないに等しい。
皆平和、皆幸せ。
これが一番だと思う。
貴「私は一人で行けるから、洗濯しててくれない?」
嬉「わかった。迷わないでね。」
貴「じゃあ、行ってきます。」
∗
家を出て30分、頼まれた物も買った。
後は帰るだけ、のはずだった。
貴「……ここどこ。」
完全に迷った。
身に覚えがない場所。
というかお使いのルート自体、今まで何十回と通って来た道だ。
何で今日に限ってこんな事が……
見た感じは路地っぽい。
私は曲がり角を曲がった。
そこで見たのはおびただしい数の死体。
その死体の山の上には紫色の髪の女の子。
一瞬目があった気がした。
目を擦りまた目を開くと嘘のように死体の山も女の子も消えていた。
貴「ここって心霊スポットなのかな……」
そう思うと不気味に思えてくる。
『誰って?バカな部下を連れ戻しに来た、ただの上司だよ(^^)』
小さいが何処からか声が聞こえてくる。
でもなんか凄いコケにされた気がする。
貴(男の人の声……?幽霊じゃなきゃ良いんだけど……)
声が聞こえてくる方向に歩く。
しばらく歩くとそこは行き止まりで、行き止まりの壁に人が一人入れる位の穴が空いている。
覗くと、驚くぐらい何もない真っ白な広い空間が広がっていた。
その空間にサーモンピンク色の髪の男の人と、何故か私と瓜二つな人が……?
それともう1つ気になった。
あの男の人、何処かで……?
会った記憶はないが、見ていると安心するような……
でもなんかそれと同時にちょっと腹立つ。
それにしても、この二人は何を話しているんだろう。
カップル……にしては、険悪なムードすぎる。
部下を連れ戻すとかなんとか、よくわからない。
でも何か、何かが思い出せそう……
喉辺りまでは出かかっている感じはする。
なんだろう……?
嬉「あ!やっと見つけた。姉さんやっぱり迷ってた。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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シュリ(プロフ) - ななさん» 同い年が来ると親近感がわくなぁ(*´▽`*)昔は投稿してなかったけど書いてたな……。今は燃やしたいほどの黒歴史だけどwとにかくコメントありがとうございます! (2019年12月9日 17時) (レス) id: 8ae4086546 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 13歳何ですか!13歳でこんな作品作れるのが凄いです!わたしも同い年ですが全くかけません! (2019年12月9日 17時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
シュリ - きぃーちゃん@ぶどうさん» ありがとうございます!私も続編が出来る前に気力が尽きると思ってましたwこれからもがんばります! (2019年11月30日 9時) (レス) id: 7995bee57c (このIDを非表示/違反報告)
きぃーちゃん@ぶどう(プロフ) - シュリさん» 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2019年11月30日 8時) (レス) id: a46f9a0943 (このIDを非表示/違反報告)
シュリ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!期待に応えられるように頑張ります!嬉しすぎて心臓跳ねとびそうですw (2019年11月30日 6時) (レス) id: 8ae4086546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュリ | 作成日時:2019年11月29日 23時