【ヒプマイ】掴みきれない男【男主】

痛み（※かなり注意） ページ6

左馬刻side


『じゃあ…いくよ、碧棺くん



最初は痛いかもだけど、我慢してね』



ゆっくりとAのモノが俺のナカに入ってくる


「ぐ…かはっ…」



突然押し寄せる圧迫感に顔を歪めた



『あは、碧棺くんすごい顔…


そんな顔されると手加減ができなくなるなぁ』



ズンッと一気に奥まで突かれる


「っはぁ…は、ぁ"」



Aは腰を打ち付けるスピードを緩める気配はない


やば…壊れる…


俺もう無理かもしれねぇ…


目がチカチカする


頭が真っ白だ



何で俺は好きな奴にヤられてんだ？(今更)



あいつの方が絶対受けじゃん(？)



そういえばこいつゴムしてたっけ？



「っ…ゴ…う"っ」


『？何て言った？』


「あ、…A、ゴム…っ」


『大丈夫、外に出すから』



行為中ってこんなに喋りにくいのかよ…


思うように声が出ねぇ…


そんな俺とは裏腹に、Aは俺の言葉を聞き返す余裕がある


そのくせにスピードを緩めない



クソっ…何か分かんねぇけど腹立つ


閉じることができない口から涎が垂れる



それを手に取り、ペロッと舐めとった



その仕草が色っぽくて、お腹の底がキュンとする



『…！もしかして、今ので感じた？』


「はっ…！？」


『今めっちゃ締まったから…』


「っ…うるっせ…言うな…」



何でこいつはそんなこと聞くんだ


あぁそうだよ、めっちゃエ ロかったよ悪いかよ



『ははっ、左馬刻くん可愛い…っ』


「_____っ…！！」



今…名前…



『んっ…』


「あ…っ」



やべ、イっちまった…


腰がビクビクする



『俺…も、やばいっ…』



するとAのモノを抜き、外に欲を出した



「は…はぁっ、…」


頭がぼーっとする…


思いっきり酸素を口の中に取り込み、呼吸をする


全身熱い…



「A…って…」


俺が出した液体がAの顔に…



「A、わり…」


『…』


「おい、A…？」



呼びかけても返答がない



「どうし…っ！」


『こっち見ないで……』



ティッシュで顔にかかった液体を拭き取る


加えて顔がめっちゃ赤い


え、今？


今恥ずかしくなんのか？



『俺お風呂入ってくる…碧棺くん寝てて』


「あ、おう…」



足早に風呂場へ行ってしまった



「いって…あいつマジで手加減しなかったな」



腰の痛みが尋常じゃない



だが、この痛みが夢ではないことを物語る



それが何故か嬉しくて



「…ははっ」



自然と笑みがこぼれた

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