Follow a Dream Ⅳ (ページ3)

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episode 153 Baptism from an idol ページ3

あれからしばらく経って、新曲でのカムバックが決まった。

前回から早めなカムバックなことと、カムバック時期が有名アイドルと被っていることからネット上でも話題になってるらしい、

初めて作詞作曲に挑戦した曲が採用になったってパン社長からサプライズ報告が届いて、すぐにユンギにも連絡した＾＾

良かったなって相変わらず短い文章だけどね、、、

自分と皆が作った作品がカタチになる、

たくさんチャンスをくれるパン社長にも感謝の気持ちでいっぱいだ。

ギターの弾き語りも、すっごく大変だったけど必死で練習したし、レコーディングもMV撮影もスムーズに進んだ。

分刻みのスケジュールをこなしながら、最近ユンギの顔ちゃんと見れてないなって少し寂しくもなって、、、

ずっと作業室に篭ったり、収録やレコーディングに大忙し。

、、、家に帰ってこない日もたまに。

少しのすれ違いなんて私たちの間には何の障害にもならない、

この時の私は、そう過信していたのかもしれない＿＿＿＿＿、

音楽番組の収録当日。

楽屋に入って準備を始めると、ドアをノックする音。

ドアを開けると以前一度共演した事がある女性グループの人達が立っていた、

Valentine「私たちValentineです^ ^ カヒさん今日はよろしくお願いします♪」

BTSの後輩の4人組アイドルグループ。

メンバーは、サラさん・ラップ担当のウナさん・メインダンサーのスンヒさん・ボーカルでマンネのジェギョンさん。

皆スタイルが良いし、若くてキラキラしてる。
特にメインボーカルのサラさんは歌唱力があってモデルとしても活躍してる美女。

カスミ「カヒです＾＾よろしくお願いします！」

手を差し出すと、サラさんが握手をしてくれたけど、、、強い力でグッと握られた。

ｻﾗ「こちらこそ、、、あ、ごめんなさーい。痛かったですかぁ？」

分かり易い嫌がらせだな、、、でも波風立たないように我慢しなきゃ、

私の方が新人であって、何かあってもこちらが立場が下なんだし、、、

カスミ「いいえ、大丈夫です。笑共演楽しみにしていました＾＾」

私が笑うと面白くなさそうな顔をする4人、

早くヘアメイクの準備したいから、出てって欲しいなぁ、、、

ﾊﾝｷﾞｮﾙ「皆さんすいません、準備がありますので」

ﾕｼﾞﾝ「時間も押してるので。」

間に入る２人を見て、ボソっと声が聞こえる。

「イケメン囲っていい気になるなよ、おばさん。笑」