Follow a Dream Ⅳ (ページ2)

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episode 152 Meaning of love ページ2

※ﾃﾋｮﾝside

朝から個人スケジュールの雑誌の撮影で別行動だった俺は、マネヒョンと現場に向かった。

いまだにカスミヌナ以外にされるヘアメイクに違和感を感じながら撮影は進んでいく。

インタビューの時、こんな質問をされた。

ｲﾝﾀﾋﾞｭｱ「カヒさんとのMV共演でのキスシーンも話題になりましたが、撮影中のエピソードは？」

答えられることなんてない、あれは演技だけど演技じゃなかった。

下心がなかったわけじゃない、、、

ﾃﾋｮﾝ「監督やカヒさんと相談しながら撮影しました＾＾良い作品ができたと思います＾＾」

なんて、テンプレみたいな言葉しか言えなかった。

デビューからかなり忙しくなったヌナ、いつ来てくれるかなってずっと待ってた。

フラれてるくせに、渡した鍵を返しにくるだけなのに。

それでも何かが覆ってくれないかなって期待して。

ずっとスマホばかり見てしまって、夜も眠れなくて、、、

その時だ、、、前に少しだけ関係があった女から連絡がきた。

寂しさのせいだ、女を受け入れてしまって、、、

体の中で覚えてるカスミヌナの感触が消えない限り、俺はヌナを忘れられない。

そう思い込んで何度か家に女を呼んだ、

恋愛感情なんてひとつもない、都合の良い関係。

まさかジョングクが突然来るなんて、しかも女といるところを見られて、、、ダサいな俺、、、

ジョングクの目の奥は、俺を軽蔑してるみたいだった、

だからジョングクに鍵を返された時、ヌナじゃなくて良かったと思った、

こんなとこヌナに見られないで済んで、、、

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「テヒョニヒョン、ちゃんと俺が返したから。、、、じゃあ帰るね、」

ﾃﾋｮﾝ「ジョングガ！、、、ヌナ、何か言ってた？」

きっと全部聞いたんだろ？、

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、ごめんねって言ってたよ。ヒョン、もう何も気しなくていいと思うよ、いつも通りのヒョンでいて欲しいって、ヌナ言ってたから」

俺の方を振り返ったジョングクは前とぜんぜん違う顔つきだった。

そうだ、、、俺はヌナよりも自分の欲求と気持ちばかり優先してたんだ。

こんな奴が誰かを真剣に愛せるはずがない、、、

求めてばかりで、、、優しさに甘えてごめんねヌナ。

俺もこれから誰かをちゃんと愛せるようになれるかな、、、

ﾃﾋｮﾝ「ジョングガ、、、ありがとな」

ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ヒョン、また明日！＾＾」

肩から重い荷物がなくなったみたいに軽くなった気がした＿＿＿＿、