転生したら、乙ゲーの悪役王子になってました

破滅フラグ　　第24 ページ27

ソラside







さっきまでざわついたと思ったら、急にアマツキ・ショールとその隣に
ラピスラズリ色のドレスを着た女の子が来て、そして、ルーナ姫が
“ルピナス”と呼べと言った後、アマツキ・ショールはそれを聞いた後
ルーナ姫は二重人格だと言った。








ソラ(正直言って、展開が急過ぎる......｡ それに何より、アマツキ・
　 ショールの隣にいるあの女の子は一体誰だ？)
　







マフに知っていると思いながら、アイコンタクトしてみると、首を振った｡


しょうがない......。

今は女の子はアマツキ王子の後ろに下がっているから、丁度良い｡







ソラ「あの、すみませんが、お名前をお聞きしても
　 よろしいでしょうか？」



??「えっ!? わっ、私ですか？ 私は......」



ソラ「？.......?!」







頭巾の中を覗いてみたら、そこには、









ソラ〔ちょっと、何やってるんですか?......A様。〕







そう小声で、赤面してるAに言った。






貴〔しょうがないじゃん！ こうしないと、アマツキ王子パーティー会場に
　 案内しないって言うんだもん！〕





と赤面しながら慌てて答えた。

ちなみに衣装はショール家から借りたらしい。

何で持ってるんだろう......？









アマ「すみませんが、ちょっと良いですか？」


　


Aとコソコソ話してたら、いきなりアマツキ王子がAの肩を
を掴んで、Aの体ごとグイッと持って行った。









貴/ソラ『「あっ！」』



マフ/レイ/ジュ「「「えっ!?」」」








その勢いで頭巾で隠れていた顔が、丸見えになった｡

A.......頑張れ.......。←








マフ「えっと......A様？ 何故その格好で......?」








マフがそう言うと、Aは頭巾を握って、床に叩きつけた。






　









貴『ルーナ姫.......笑うなァ!!!』

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