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年下 4 ページ6

一通り質問が終わる…分かった事は殆どない、彼には話したくない事が沢山あるみたいだ。

A「これで質問は終わり、答えてくれてありがとうね」

雅「………」

私は椅子から立ち上がると、珈琲でも飲もうと思いポットのお湯を沸かして準備を始めた…すると雅君が私に近づいて来る

雅「…珈琲…?」

コテンと、小さく首を傾げる…彼のその仕草が何だか可愛く見えた私は微笑むと『君も飲む?』と尋ねた。

雅君は何も言わないが直ぐに頷く、『飲みたい』と言いたいみたいね…私は食器棚からもう1つ、古いマグカップを取り出すと軽く水で洗おうとする…その時…

雅「………」

A「え?ち、ちょっと…如何したの?」

急に彼が私の首筋に顔を埋めた…驚いた拍子に私は手に持っていたマグカップを落としてしまいそうになる。

雅「………」

『退いて』って言っても暫くは退いてくれなさそうね…マグカップを落とさない様に隅に置くと、私は彼の頭を撫でた…雅君は気持ち良さそうに目を細め、『にゃあ』と鳴く

そして、ぎこちない手つきで私の事を背後から抱き締めた…普通なら嫌がったり、抵抗をしたりするんだけど…

雅「…にゃあ」

か細い声で再び猫みたいに鳴き、上目遣いで此方をジッと見つめる…そんな表情をされたら抵抗出来ないじゃん、私は彼の可愛らしい行動に悶絶した。

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設定タグ:恋愛 , 居候   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサぽん | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2016年7月20日 11時

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