年下 5 ページ7
雅君の可愛らしい行動に、私は耐えながら何とか珈琲を淹れた。
珈琲を淹れる間、彼は邪魔をせず私から離れてジッと此方を見ているだけだった…けれど、その姿がまた堪らなく可愛い…
A「はい、どうぞ」
雅「…ん、ありがとう…」
珈琲の入ったマグカップを渡すと、私は椅子に座って砂糖とミルクを入れると珈琲を一口飲む…雅君の方は砂糖とミルクを入れず、そのまま珈琲を飲んだ。
A「へぇ…ブラック、好きなの?」
私はブラック珈琲が苦手だ、砂糖とミルクを入れないと珈琲を飲む事が出来ない…少し子供っぽいな、と自分でも思う
雅君は私の質問に首を縦に振る…あまり喋らない子だ、時々ちゃんと声に出して答えてくれるが…殆ど動作で表すばかり。
雅「………」
彼の顔をジッと見つめる…端正で大人びているが、少しだけ幼い年相応の顔立ち…最近の男の子ってこんなに格好良いのね…
雅「…何?」
A「…え⁉あ、いや…その…な、何でもないよ!」
ずっと雅君の事を見ていた所為で、視線に気づいた彼から不思議そうな表情を向けられてしまう
私は慌てて誤魔化すと、マグカップの中にある珈琲を一気に飲み干し『お風呂に入ってくる』と言い、その場を去って行った。
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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