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第47話 心にもないこと ページ48

「さっきから何の話をして・・・!?」
「ちょっと黙っててくれます?何故杏子に偽りの映像を見せた?」
「・・・」
「それも、マミを原因として・・・」
やっぱり魔女化させることが目的?でも、死ぬより魔女化させることが目的なのに・・・そんな死ぬような場面にもっていくか・・・?
「・・・さあ?」
「さあって・・・!」
中々答えないと思って待っていたら、返ってくる言葉がそれなの!?
きっと今の私は冷静ではない。
「勘違いしないでほしいな。今のは誤魔化しでもなんでもなくて、本当にわからないんだ」
「・・・」
「・・・」
沈黙が続く。
「・・・チッ」
そう私は舌打ちをし、変身を解いた。
「・・・いいのかい?」
「殺してほしかったの?」
「・・・いいや。君の切り替えの早さに驚くよ」
「心にもないことどうも」
毎回キュウベえと話す時は皮肉を混じって喋っている気がする。
「話は終わったからさっさと去りなさい」
「酷いなぁ」
「やっぱり、死ぬことがお望み?」
そう私が冷酷に聞くと、首を横に振ってこう答えた。
「いいや。それじゃあ、僕はこの辺で」
よし、悪魔は去った。
「・・・」
沈黙が続く中、私は呑気に紅茶を飲んでいた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
少なくてごめんなさい。区切りがいいので、ここで終わらせていただきます。次回は第三章の杏子視点になります。
あと、最近、今更ながら思ったんですよ。夢主ちゃんの設定いります?いらなかったらこのまま進もうかな、と思うのですが、いるのでしたら、またどこかのタイミングで公開しようかな、と思っています。時間のある方、コメントで教えてください。でも作者が、"プロフィールって何を書けばいいの…?"状態なので、しっかり書けるかはわかりません。
1600hit越え&ここまで読んでいただきありがとうございました。

第47.5話 第三章(杏子side)→←第46話 経緯説明(※流血表現あり)



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作者名:ねこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rinnsatuki/?fp=  
作成日時:2023年4月1日 18時

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