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第21話 やっぱりかっこいい ページ22

「それにさ、もう一人はあたしの連れなんだ。だから、離してよ」
「あんたの要望を聞く義務はないね。…そうだ。お前も来い!」
と男は言うが女は、否、杏子は。
「残念ながら、お断りだよ。もう一度言うよ?その子たちから手を離して。じゃないとあたしと戦うことになるよ」
「ハハ、笑わせるぜ。一人でこの人数を倒すつもりか?ヒーロー気取りか?おもしれぇ」
「別に一人とは言ってないんだけど…ま、いっか。でも、その反応は交渉決裂ってことでいいんだね?」
「あぁ、もちろん。テメェら、行け!」
「…」
ここは心苦しいけど、杏子に任せるとしよう。もし危なかったら、私も加勢に行こう。杏子に男が殴りかかったが、杏子は華麗に避け、少し弱めに蹴った。だが、それは普通の人間にとっては十分な攻撃だった。かっこいいね〜。
「っ」
今のところ予想通りね。それにしても今の杏子が喧嘩を吹っ掛けるとは…。予想外だった。まあ、この状況を見たらそうなる…のかな?そして次々に杏子は男たちを倒していき、残るは私たちの手を引っ張ってきた男だけになった。うん。当然の結果だね。この男は引くのかはたまた、こっちを人質にするのか。
「へ、へえ、結構やるじゃないか。で、でも俺はそうはいかないぜ?」
言葉は強いが、声は震えていた。そして、杏子が一歩前へ踏み出した。
「待て!これ以上来るとこいつの命が危ないぞ!」
と言って私に刃物を近づけた。どっから持ってきたんだよ…。たぶん、私の方が幼いから私を人質にしたんだろうけど…。男がそう言った瞬間杏子の動きが止まった。
「っ!」
いや、魔法少女はソウルジェムを破壊されなければ、大丈夫なんだけど…。まあ、それは杏子には知る由もないか。まどか(仮)は心配そうに私を見つめている。
「…ねえ、お兄さん、勘違いしてない?」
「…何?」
と男は私を睨みつけた。
「いつ私が戦えないって言ったの?」
「!?」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
いきなりですが、うっかり癖が治る方法ってありませんかね?私、明日体操服登校なんですが、体育で忘れないようにと思って学校に置いていたんですが、そのまま学校に忘れてしまったんですよね…。他にも色々とミスをしてよく先生に笑われるんですよね…。ここまで読んでいただきありがとうございました。

追記的な何かですが、ボケていたのかなんなのか、文字数超えていたことに気づかなかったので、カットさせていただきました。

第22話 ありがとうございます→←第20話 偶然って怖いよね



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作者名:ねこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rinnsatuki/?fp=  
作成日時:2023年4月1日 18時

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