第2話 マミさんの家って広いよね ページ3
マミの家に向かっている道中に自己紹介をしていた。
「そういえば、自己紹介まだだったわね。私は巴マミ
よ」
とマミが言ったら
「あたしは、佐倉杏子。気軽に杏子って呼んでくれた
らいいよ」
と杏子は言った。良かった〜本物で!めっちゃ嬉しい!
「で、あなたの名前は?」
と杏子に聞かれて私は自分の名前を名乗っていないことに気づいた。
「あ、えっと、私の名前はAAです」
「敬語じゃなくていいよ」
「わかった。ありがとう」
「さ、着いたわよ」
と言われマミの家に入ると…。知っていたけど
「おっきい家だなぁ〜」
と私は言って辺りを見回した。マミはニッコリ微笑んでいた。
「あ、な、なんかすいません」
マミはまたふふふと笑いながら、
「一人暮らしだから遠慮しなくてもいいわよ」
いや、そういう問題じゃない。
「あれ?杏子さんは?」
「だから"さん"って言わなくてもいいって…」
杏子が見当たらないからマミに聞いたつもりが杏子本人が答えてくれた。
「えっと、杏子は何をしていたんですか?」
「敬語じゃなくていいよ…。ちょっとリンゴ探してたんだよ」
?どゆこと?
「え?ここマミさんの家だよね!?」
「お〜正当なツッコミ。大丈夫だよ。マミさんの許可はとってるから。ね、マミさん」
と杏子が言うとマミは頷いて
「えぇ、私からそのことについては許可したわ。でも食べたら食べた数を教えてもらっているようにしているわ。もし強盗が入って来て気づかなかったら嫌でしょう?」
「うん。いい対策だと思うよ。でもマミさんはそれでいいの?」
「?」
マミはあまりピンときていないようだから、こっちから説明しよう。
「だって、自分の家にあるものが知らず知らずのうちになくなっていくっていうのが…」
「あ〜大丈夫よ。私が佐倉さんと居るときか、佐倉さんに鍵を渡した時しかこれないから」
へー。合鍵持ってなかったんだ〜。あれ?そういえばこの二人が仲良くしてる?他のまどかやさやか、ほむら達がいない時に?いや、偶然居なかった可能性もあるけど…。え?じゃあ、ひょっとして昔の二人!?まだ、杏子がマミの弟子で、一緒に行動してる時ってこと!?
「ね、ねぇ、二人って中学2年生と3年生?」
「ううん。あたしは中学1年だよ」
「私は中学2年生よ」
どうやら、私の予想は的中したらしい。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ちょっと中途半端ですけど、文字数の問題で切ります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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作者名:ねこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rinnsatuki/?fp=
作成日時:2023年4月1日 18時