ハッピーエンドは遠い先 (ページ18)

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第17話　約束ねページ18

寝る直前・・・？
「ねえ、杏子・・・」
私は、静かな声で言った。
「うん？どうしたの？A？」
と杏子は振り返り、私に優しくそう言った。
「約束、してほしいの・・・」
「？どんな約束？」
「わた、しが、ね、間違えたことをしたらね、私を止めるっていう約束。人によって”正義”は違うけど、どこからどう見ても間違っていることも、あるかもしれないから・・・。もし、私がそんな間違いをしてしまったら、しようとしていたら、止めるっていう約束・・・」
本当は逆にするべきなんだろうけど、そうするとおかしくなるからこうしただけ。それに・・・
「・・・うん。わかった。でも、その代わり、あたしも間違えたことをしようとしていたら、Aたちが止めてね？」
杏子だったら、こう言うってなんとなく感じていたから。
「うん。約束ね」

全員の就寝後・・・
寝れん。何故か知らないけど、寝れない・・・。寝れるまで暇ー！
「！」
急にソウルジェムが光出した。この反応・・・！魔女だ！そして、私は飛び起き、玄関から外へ出ようとした瞬間・・・。
「ねえ」
「！」
声をかけられ、私は後ろに振り返った。そこにいたのは・・・。
「杏子・・・！」
「まったく、どうして起こしてくれないの？あたしだって魔法少女なんだよ？」
と杏子に詰め寄られてしまった。どうやら少々ご立腹のようだ。
「あ、えっと、ごめん・・・。起こしちゃうと悪いかなぁって思って・・・」
と私は手を合わせて謝った。
「あたしに黙って魔女倒しにいって、そのまま死んじゃう方が迷惑なんだけど？」
とさらに詰め寄られてしまった。
「うぐっ！ごめんなさい・・・」
「まあ、Aのことは後でマミさんに叱ってもらうとして魔女を倒しにいこっか」
なんか今、不穏なことが聞こえた気がするけど、気のせいだよね！うん！気のせい！・・・・・だと思う・・・！思いたい！
「はーい！」
ということで、私たちは魔女退治に向かった。
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また遅い時間で申し訳ないです…。さらに申し訳ないことにお気に入りしてくれた方がいることに気づかなかったんですよね…。というか"わかるんだ…"と思いました。作者、読者様がお気に入りしてくださっているのかどうかはわからないものだと思っていました…。きっと画面越しの方は"こいつ馬鹿か？"と思ったと思いますがマジでそう思っていました。お気に入りしてくれた方&ここまで読んでいただきありがとうございました！