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あまりにも僕がわかりやすい挑発をしていたら、富士山のような呪霊は領域展開を発動した。
虎杖「ーーー!?」
「……わ、すごい」
火山の内部のような構造だ。
悠仁は『以前戦った特級』とこの特級呪霊を比較しているのだろう、声にならない驚きと畏怖があった。
うん、連れてきてよかったね。
Aはというと、キョロキョロ領域内を見渡して素直に感心しているらしい。
まじか、すごい余裕だな。
僕が乙女のような心でウジウジ悩んでた時に、Aはとんでもない程の修行を積んでいたのか。
五条「A」
「ん？」
五条「悠仁に見せたいものがあるから、これから僕の領域内に行くよ」
そう言うとAはあからさまに「オエッ」という表情をしてみせた。
何度か無量空処に連れて行ったことがあるけど、その度に「先生との凄まじい実力差を思い知るのが嫌」と言っていた。
にしたって、この富士山呪霊の領域内に居たら攻撃当たっちゃうじゃん。
特級呪霊相手にもこの余裕を醸し出せるくらいになっていたのか、と彼女を見て末恐ろしく思う。
悠仁に領域展開について軽く説明をいれる。まあ、見せた方が早いもんね。
五条「領域に対する最も有効な手段 こっちも領域を展開する。同時に領域が展開された時より洗練された術がその場を制するんだ。
呪力とか相性にもよるけど」
ーー領域展開 無量空処
虎杖「ーー！？」
五条「さて、と…誰に言われてここに来た？」
領域展開の後、呪霊を首だけ残し、グリグリと踏み潰しながら問う。
答える気はないらしい。
答えても答えなくても祓うけどーーー
すると一瞬、花畑のような景色が広がった。
「悟、悠仁！呪術に入ってる！起きて！
術式反転『風』」
ーーーゴウッ
Aの呪術が発動されてハッとした。
呪術に入っていたのか。
虎杖「先生はあいつを追って！いややっぱヘルプミー！」
「私が追う。悟は悠仁を！
反転術式『地』術式反転『風』」
五条「ーー！気配が消えた」
「……富士山よりよっぽど不気味」
五条「にしても、よく気付いたね。僕ですら呪術に入ったのに」
「…多分、あの気配を消した呪霊と私の術式は似てるから…」
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
