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―――しかし強いな、と感心してしまう。
こんなのとうちの生徒たちが鉢合わせしたら皆殺しだ。
もちろん、僕の敵なわけないんだけどね。
「無限」についてレクチャーをしてあげた後、術式反転「赫」で吹っ飛ばしておく。
このまま祓っちゃってもいいけど―――ちょうどいい。悠仁に見せてあげよう。
特級の戦いを。
――――
悠仁がＤＶＤを見ている部屋に行くと、呪骸はすやすやと寝息を立て、呪力は安定していた。
飲み込みが早い。
僕が突然声をかけても呪力は安定している。
五条「課外授業、行こうか。…Aは？」
虎杖「課外授業ぉ？祇園さん？見てないけど」
「…どうしたの？悟の呪力を感じたから来てみたんだけど…」
廊下から彼女が現れ、さっきの戦いのことを一瞬忘れてしまった。
いかんいかん、と心の中で頬をつねる。
五条「ちょっと課外授業に行ってくるよ。Aは待ってて」
「課外？……呪霊…だよね、服に少しほこりがついてる」
五条「鋭いねえ。…まあ待っててって言っても待たないよな。一緒に行こうか」
「…！うん！」
パァッと笑顔を見せるAを見て、つくづく過去の自分の行いを反省した。
「信頼してない」「私を弱いと思ってる」
それは僕の言動行動のせいだった。もちろん、彼女を心配するが故なんだけど、Aは僕に守られていなくたって強い。
これからはそう思っていることをAに行動で示さなければならない。
――――
２人を連れて先ほどの現場に再び現れる。
さすが特級。もう起き上がってるよ。
五条「ごめんごめん、待った？」
虎杖「どこ！？ねえここどこ！？」
漏瑚「そいつは…！！」
五条「見学の虎杖悠仁くんと、祇園Aちゃんでーーす」
虎杖「富士山！！頭富士山！！」
この特級呪霊は、悠仁を見て”宿儺の器”ということを即座に判断していた。
”そちら側”にも情報が行っているのか…。
Aをチラ、と見ると、彼女も相手が相当なやり手だということを理解していた。
漏瑚「自ら足手まといを連れてくるとは愚かだな」
五条「大丈夫でしょ、だって君弱いもん」
――――ビリッ
挑発にわかりやすく乗ってくれる。
悠仁は一度特級と戦ったことがある。そして死んだ。
表情は恐怖で覆われていたけれど、僕は悠仁の頭をポン、と撫でて大丈夫だと伝える。
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
