友達関係とライバル意識 ページ4
実「Aちゃん!」
貴「ん?レオ姉、どうしたの?」
レオ姉が休み時間に入った瞬間、話しかけてきた。
実「あのね、今日から2年は違うクラスにいくの。
今日で教室ちがくなっちゃうから、いっぱいお話しようと思って!」
貴「え?そうなの?」
実「流石に1年生と2年生が一緒のクラスじゃダメだと思ってね?作者が」
貴「?」
レオ姉のいっている意味はよくわからなかったが、レオ姉と一緒にいられなくなるのは悲しかった。
ただ、休憩時間等に会いに来てくれるということで、少しだけ安心した。
一緒の教室なのは今日で最後ということなので、雑談をしていると
赤「A、レオ」
実「征ちゃん!」
教室の入り口に、征君が立っていた。
赤「今日の練習のことで、少し調整したいところがあってね」
紙を渡され、丁寧に説明される。
なぜか難しい話のように聞こえてしまうのは、征君がいっているからなのだろうか。
実「わかったわ、こことここを変更、ね?」
赤「あぁ。よろしく頼む」
貴「了解です」
赤ペンで字に線を引き、下に修正したものを書く。
あと、と征君が話をつけたし
赤「レオ、ちょっといいかな」
実「? いいけど」
レオ姉と征君は教室から出て行ってしまった。
貴「二人だけで話すなんて…
葉山君の時もそうだったけど、一体なんの話してるんだろ…」
葉「ふえっくしょん!!」
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赤司、実渕 in.屋上
実「話って何かしら?」
赤「単刀直入に聞こうか。
……レオは
Aのことが好きなのか?」
実「!………
あら、もうバレちゃってたの?」
レオは一緒驚いた表情を見せたが、すぐに口元を緩め笑った。
それはどこか、バレたことを不思議にも思っていないようで。
実「征ちゃんがAちゃんの彼氏だってことは知ってるわよ?
でも…だからって遠慮はできないわ。
人を好きになるのに…条件なんてないもの」
赤「随分と余裕だな」
普通、彼氏がいる女子を好きになって、彼氏の前で堂々としていられるものなのだろうか。
僕の恋愛経験が少ないためか、よくわからない。
実「正直、征ちゃんに勝てるか心配だけど……
油断するなよ?」
赤「!」
レオの雰囲気が一瞬で変わった。
優しい継母から、悪い魔女へ。
赤「…当たり前だ」
今日、この瞬間から
”友人”から
”ライバル”へ
レオの認識が変わった。
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純粋林檎(プロフ) - ひーさん» こちらの方でもコメント、ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ございません…このシリーズは長くなる予定なので早めに更新できたらと思ってはいるのですが…少し忙しい時期なので、もう少し先になるかと思われます。ごめんなさい… (2016年11月20日 15時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張ってください!!できたら長めに作ってくれたらなーなんておもってます (2016年10月23日 21時) (レス) id: f2e1bf9994 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - パステルカラーさん» この無駄に長い駄文、読んでいただきありがとうございます!コメントを励みに頑張っていきたいと思っていますので、待っていただければ幸いです。 (2016年8月15日 8時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
パステルカラー - とってもおもしろいです。毎日帝光編から読んでいます。どんどん更新して下さい(*^o^*) (2016年8月10日 18時) (レス) id: 39cdab0bf7 (このIDを非表示/違反報告)
純粋林檎(プロフ) - 真昼ノ夜さん» コメントありがとうございます(`ω´)ゝ更新したいのもやまやまなのですがリアルな方で忙しく…頑張りたいとは思っているので、待っていただけると光栄です (2016年8月6日 3時) (レス) id: c90e2fd146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:純粋林檎 | 作者ホームページ:http://KAITO
作成日時:2015年3月20日 20時