黒「男性恐怖症の彼女は」黄「キセキの世代に好かれていて」紫「我らが主将〜」貴「赤司君の彼女です！」緑「リターンズなのだよ」

合宿！〜レオ姉編〜 ページ13

昼の自由時間は2時間……


周りは山だし、特に見て回るところもないんだけど………


実「何をしようかしら……」


朝練の途中、Aちゃんと過ごす最初の貴重な2時間をどうして過ごすか考えていた。


実「そうねぇ……」


外がダメなら、館内を見て回る、とか…


お部屋で話したり、ゲームしたり……？


実「あっ、読書も好きそうよね…」


貴「どうしたの？レオ姉」


実「あ、Aちゃん！」


色々な案を出していると、ご本人が登場。


タオルとドリンクを持っている様子から、休憩時間に入ったことに気づく。


実「いえ、大したことじゃ…」


ん？そういえばAちゃんのことなんだから、Aちゃんに聞けばいいじゃない。


貴「はい、タオルとドリンク！」


ニコリと笑う姿に少しドキッとしながら、平気を装いタオルとドリンクを受けとる。


実「ありがとう。そういえばAちゃん？今日の自由時間何する？」


貴「あぁ、えっとねー……」


眉に皺を寄せ、真剣に考えるAちゃん。


特に何も考えていなかったことがわかる。


貴「じゃあ昼の自由時間は、私が決めるから夜の方はレオ姉が決めてくれる？」


実「えぇ、もちろんよ。


夜は一応、考えてるわ」


貴「そっか！じゃあ朝練が終わる前には考えておくね！」


そこでちょうど休憩時間が終わり、また練習が始まった。


Aちゃんは山の中走り回ろうとか小太郎みたいなこと言わないし、朝練は精一杯やっても大丈夫ね。


葉「っくしゅん！！」


赤「？どうした小太郎。風邪か？」


葉「いや、違うと思う〜……」

昼の自由時間→←一日目の朝がきました。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す