17 十四松 ページ18
十｢ここだよー！！｣
貴｢これって…｣
十｢ライオンにエサあげられるんだってー！やってみよーよ！｣
貴｢うん！！｣
エサのついた棒を二重になった檻の間からゆっくりライオンに近づけるAちゃん
ガブッ
貴｢あっ！食べた！食べたよ十四松くん！！｣
十｢ほんとだねー！僕もやってみようかなー！｣
僕もそーっとライオンにエサを近づけてた
そしたら
貴｢わっ！｣
十｢ぅわっ！！？！？｣
いたずら顔なAちゃんが後ろから脅かしてきたのー！
えー、何それー！かわいすぎるー！！
ほんとに彼女みたいだなー…彼女になってくれないかなー…
貴｢びっくりした？｣
十｢もー！すっごいびっくりしちゃったよー！｣
貴｢えへへ｣
Aちゃんの笑顔はキラキラ輝いて眩しくて
夕日に照らされていつもより綺麗に見えた
十｢もうこんな時間なんだねー…Aちゃんといるとあっという間だなー｣
貴｢うん、楽しかったね｣
十｢あー、帰りたくないよーー！｣
貴｢私も…｣
そういうのずるいよなー…
そんなこと言われたら変に期待しちゃうってー…
十｢おうち帰ろっかー、また来よ！｣
貴｢うん！｣
僕はAちゃんのことほんとにすっごく大好きだから今日1日めっちゃくちゃ楽しかったんだけどAちゃんもおんなじくらい楽しめたかなぁ
十｢今日僕と遊んでくれてありがとう！すっごーく楽しかったよ！｣
貴｢私も楽しかった！｣
十｢また今度他のとこも遊びに行きたいね〜｣
貴｢うんうん！｣
Aちゃんのおうちが見える
うあー、もう終わっちゃうの？
楽しすぎたから1日終わるの早すぎて悲しい
貴｢ねえねえ｣
十｢んー？｣
貴｢…もう帰る？｣
十｢僕はなんにもないからまだ帰らなくても大丈夫だよー｣
貴｢ごめんね、誰かと遊んだあとは1人でお家に帰るの寂しすぎて…｣
十｢…ねぇ｣
貴｢？？｣
十｢僕んちくる？？｣
貴｢えっ？｣
十｢兄さんたちいるしきっと楽しいよ！それに明日チョロ松兄さんとお出かけだよね？それなら明日の準備とかしてうち泊まっちゃえばいいよ！｣
貴｢行ってもいいの？｣
十｢いいよー！父さんも母さんもきっと喜ぶよ〜！女の子来たーって！｣
貴｢え、じ、じゃあお言葉に甘えようかな｣
十｢じゃ、支度しに行こー！｣
チョロ松兄さんと明日出かけるってのはちょっと複雑だけどAちゃんがこれで少しでも寂しくないなら、これが1番いいよねっ！！
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みなみ(プロフ) - ぱーぽるさん» 読んで頂きありがとうございます！初の作品ということもあって至らない部分もたくさんあるとは思いますがこうやって感想いただけてとてもありがたく思っています！これからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願い致します！ (2020年2月16日 9時) (
レス) id: a238622502 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぽる(プロフ) - 6つ子最高！読んでて妄想してめっちゃニヤニヤさせて頂きました。(笑)これからも応援してます、頑張って下さいね！(^o^) (2020年2月14日 19時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風夜みなみ | 作成日時：2020年1月27日 21時
