転校生は、不思議な力をもった無表情少女(地獄先生ぬ～べ～) (ページ4)

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第二話ページ4

あなたside

潤｢A､久しぶりにサボるか？｣

あ｢ｺｸｯ｣

潤｢ここって屋上とか行けんのかな｣

あ｢┓(ﾟ～ﾟ)┏｣

潤｢フハハハ(笑)
A､面白すぎ｣

あ｢？｣

ぬ｢あれ､A､潤何してるんだ？
もう授業始まってるはずだろ｣

潤｢すいません、Aが体調悪そうなので保健室連れてって行来ます｣

ぬ｢そうなのか、わかった｣

あ｢ｺｸｯ｣

潤｢あと、今日は用事があるので２人とも帰ります｣

ぬ｢何の用事だ？｣

潤｢知り合いのお見舞いです｣

ぬ｢Aもなのか？｣

あ｢ｺｸｯ｣

ぬ｢それは、帰ってからじゃ、ダメなのか？｣

潤｢はい｣

ぬ｢それなら仕方ないか
わかった｣

潤｢A､帰ろっか｣

あ｢ｺｸｯ｣

潤｢いつものとこ行くか？｣

あ｢ｺｸｯ｣

潤｢着いたぁ
やっぱ綺麗だな｣

あ｢ｺｸｯｺｸｯ！｣

潤｢あいつも居たら良かったのにな｣

あ｢ｺｸｯ｣

潤｢A！？
ごめん、大丈夫か？｣

あ｢え？(小声)｣
気づいたら涙が流れていた

潤｢無理するなよ
泣きたいなら泣いていいよ｣

あ｢うぁぁぁぁん(泣)ﾋｯｸﾋｯｸ｣
私が泣いてる間潤は、ずっと背中を摩ってくれた

潤side

あの日からあまり喋らなくなったA

他にも感情もあまり見せなくなった

そして何より笑わなくなった

昔のAは、こんなAじゃなかった

あいつがいた頃は...

明るくてうるさいぐらいおしゃべりでよく笑う笑顔の似合う子だった

俺は､そんなAは好きだった

でも、そんな貴女はあいつのことが好きだった

あいつもAのことが好きだった

そんな２人を邪魔することは出来なかった

俺は､Aの悲しむ顔を見たくなかったから

そして、あの日､事件は起きた

あの笑わない日なんてないAがあの日から全く笑わなくなった

なんでAを悲しませるだよ

...智