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f｢いや、中島さんの担当舞祭組が多いから。
多分その3日間は舞祭組の分だと思う。
やった、
ふふっ、じゃ、2日のどっちかでAに逢えるね ｣
｢ん ｣
嬉しいなぁ、楽しみだな〜
思ったことを直ぐに口にしてくれる。
私が笑うと彼も笑って
f｢それまで、ラインで我慢する。｣
ゆるく抱きしめる。
｢私も｣
太輔のハグは柔らかくて甘い。
f｢電話してもいい？Aの声聞きたい。｣
｢いいよ｣
付き合いたてのカップルのような会話にも
私は口角が上がってしまうのは
…きっと貴方だから。
f｢A、愛してるよ｣
｢うん、ありがと｣
溶けるような声でいつも帰り際に行ってくれるこの言葉。
日本人は愛してるって中々言わないのに、
彼は律儀にいつも言ってくれる。
…もしかしたら彼は日本人じゃないのかも。
高い綺麗な鼻筋といい、言葉の甘さといい。。
f｢じゃーね、また｣
｢ん、またね｣
玄関を出て、エレベーターに乗り込む。
太輔はエレベーターに私が乗り込むまで絶対に見送ってくれる。
いつも大丈夫だって、言ってるのに。
優しく微笑みながら愛おしそうに手を振ってくれるから
それが何だかくすぐったくて…。
私も手を振り返す。
…過保護なんていったらたーくんは怒る？？笑
でもね、そんな所が好きなんだ。
…私を温かさと優しさでで包んでくれる所。
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作者名：れんり。
| 作成日時：2019年3月3日 14時
