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｢なんか太輔の好きな映画でも見る？｣
残り数時間をのんびり過ごすなら太輔の好きな映画かな？って。
f｢やだ。もったいないもん、時間。
Aとゆっくりお喋りしたい｣
｢え〜？何話すのよ｣
f｢んー、俺の好きなとことか？ ｣
何故かドヤ顔で話す彼を
｢えー？じゃ、私の好きなところも言ってくれるの？｣
私もドヤ顔でそう言い返す。
f｢もちろん。｣
｢言ってみて？｣
f｢いいよ？
かわいい、高校の時からずっと変わらない笑顔、一緒にいて落ち着く、俺のこと好きでいてくれる、
いっぱい言えないくらいあるけど〜、
1番は〜
どえろい ！笑｣
｢はっ！？｣
f｢だってさ、Aにゃんにゃんしてる時いっつも声が…
｢あぁぁぁぁあ！おっけい。
もういい。ありがとう！わかった！ ｣
f｢あはははっ 必死じゃん笑
じゃ、俺の好きなとこは？ ｣
｢…。言わなきゃだめ？
恥ずかしいじゃん。｣
f｢そんなあざとい上目遣いには騙されませーん。
だめー｣
｢… たーくんの好きなとこはね。
辛い時とか、側に誰かいて欲しい時に必ず側で寄り添ってくれるとこ…。
寂しい時はね、気づいて直ぐに飛んできてくれるとこ。
やだ！私語ってるみたい！｣
f｢ふふっ、それ 付き合った時も言ってくれた｣
｢そ？だって、ほんとにそこが好きなんだもん。｣
f｢付き合った時のこと覚えてる？｣
｢もちろん｣
f｢A泣いてたね｣
｢そ、泣かされてたの〜。…星哉に。
あとはー、
急にアポ無しで部屋訪ねてきた猛アピール中の誰かさんね〜笑｣
f｢…笑
俺、そんとき必死だったんだもん。どうやったらA振り向かせれるか、って。｣
｢私には星哉がいるのにね…。
ほんっと、
ちゅｯ
f｢その先は言わないで〜｣
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作者名：れんり。
| 作成日時：2019年3月3日 14時
