どうして過去は変わらない…？<鏡音レン> (ページ8)

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母親？～リンsido～ページ8

私は今日もレンとAちゃんのいる病院へ来た。

二人に謝りに。

私が悪いから…

全部。

ｶﾞﾗｯ

病室のドアを開ける。

「あっ…………Aちゃん……。目……覚めたんだ。」

ベッドに座っているAがいた。

もしかしたらレンも…………と思ったがやっぱりまだ寝ていた。

私はAちゃんの隣の椅子座る。

「………………………………」

「………………………………」

重たい沈黙が流れる。

私はAちゃんに聞きたかった事を切り出す。

「ぁ………あの、…さ………なんでとっ………飛び降りなんてしたの…？」

Aちゃんは、少し目をそらして話す。

「…特に理由はない。」

嘘だ。

特に理由も無いのに飛び降りなんてするもんじゃない。

ふとAちゃんの手に目をやる。

『！！』

「でも…」

私は疑い深い物を見てしまった。

なんと…Aちゃんの手には大量のリストカットの跡があった。

どうしてこんなことをするの？？

私は涙が出て来そうだった。

「でっ…も……その傷って……リ…………スト……カット……だよね…？」

Aちゃんは少し目を見開く。

「………………………」

なにもいってくれない。

「ねっ………ねぇ！それは自分でやって…((ｶﾞﾗｯ

病室のドアが開く。

「あんたなにしてんの！？」

そう言ってちかずいてきた4,50代の女性。

Aちゃんのおかあさん…？

私はそう思いAちゃんの方を見る。

するとAちゃんは小刻みに震えていた。

？なんで震えているの？

女性はさらにちかずく。

Aちゃんは何を思ったのかベッドから退かれるようにして出た。

だが点滴のチュウブに足を引っ掻け転んでしまった。
その拍子に点滴の針が抜け血が滴っていた。

何かがおかしい。

どうして逃げてるの？

「そんなに怯えなくてもいいのに…」

女性は言う。

この人………本当にAちゃんの母親？？

私は思いきって聞いてみる。

「あっあの………Aちゃんのお母さんですか…？」

女性はこっちを向いて微笑むと、

「そうよ？この人殺しばか娘のね♪」

人殺し……？

馬鹿………娘…？

Aちゃんが…？

どういう…事…？