母親の行方 ページ22
僕はしばらく手紙を見つめていた。
すると誰かが病室に入ってきた。
「Aちゃん…良かった……」
鏡音リンだ。
顔は今にも泣きそうな顔をしていた。
「あの…リン…さん
…僕の母親はどこにいるんですか?」
僕はふと、思い出した事を言った。
「あぁ、それがね…
Aちゃんが倒れた音に気づいた看護婦さんが駆けつけてくれて、
Aちゃんのお母さんを捕まえようとしたの。
だけど逃げられちゃて…
今は行く経知らずになってるの。」
鏡音リンは、辛そうな顔で話していた。
「リン…さん
…お話しありがとうございました。」
僕が言うと…
「あの…さ?私の事呼び捨てでいいよ?
……あと友達に…なりたい。
Aちゃんと。」
「えっ…」
僕は驚いた。
僕も鏡音リンと友達になりたい。
そう思う自分がどこかにいた。
でも一人で生きる方がいいと言う自分もいた。
僕の答えは…
・
・
・
・
・
・
・
「僕……も…友達になりたい…。」
だった。
この強い気持ちが僕を押した。
「本当に!?」
そう言って鏡音リンは僕に抱きついてきた。
「あっ…俺の事も呼び捨てしていいよ…」
鏡音レンが呟いている。
これが……友達……。
僕は、
一度も感じたことが無いような気持ちになった。
「絶対……Aちゃんを不幸なんかにさせない。」
そして、
鏡音リンがそう呟いていたのを僕は知らなかった。
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鏡音藍歌 - リリースさん» うん(*^^*)♪ (2013年6月7日 23時) (レス) id: 673749a9d3 (このIDを非表示/違反報告)
リリース(プロフ) - 沙織さん» 来てくれてありがとう!!まじLOVE (2013年6月7日 20時) (レス) id: 34608bdc3d (このIDを非表示/違反報告)
沙織 - イエーイ (2013年6月7日 20時) (レス) id: 3dc32fa592 (このIDを非表示/違反報告)
リリース(プロフ) - 鏡音藍歌さん» 分かったこれから宜しく! (2013年6月7日 19時) (レス) id: 34608bdc3d (このIDを非表示/違反報告)
鏡音藍歌 - リリースさん» ありがとう(*≧∀≦*)私もタメ、呼び捨てでいいよ(*^^*)よろしくね\(^o^)/ (2013年6月7日 18時) (レス) id: 673749a9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリース | 作成日時:2013年5月11日 0時