【マギ】煌帝国の追放者 (ページ8)

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みんなの優しさページ8

白龍と兄弟ってこと、バレちゃった。

そういえば白龍、前シンドリアに行った時の話してたなぁ。

シン「なぜ追放などされたんだ？」

やっぱり…聞かれるよね…聞かれるかもしれないことは分かってた。

でも…本当のこと、言った方がいいの？

いろいろシンドリアとしても心配な事があるだろうし…

本当のこと…言おう。

『実は…

私と白龍は…

愛し合ってしまったのです』

シン「!!なんてことだ…」

みんな驚いてる。

それはそうだよな。みんな引いてしまうかもしれない。

今日初めてできた友達も…

『みなさん、引きますよね…』

アリ「そんなことないぜ！」

『えっ…』

アリ「そんなの気にする必要ねーじゃねーか」

みんなうんうん、とうなずいている。

『アリババ…みんなさん…』

シン「そうだぞA。俺たちは人の人生に口出しはしない。人生は楽しくいきたいだろう？はっはっはっ」

みんなシンドバッドさんをじとーっと見てる。

ジャ「真面目なことを言っていたと思えば…はっはっはっ、とはなんですか。軽く聞こえてしまいますよ…」

た、確かにね…でも…

『みなさん、ありがとうございます！』

シン「A、いろいろと疲れただろう？部屋を用意しておいたからゆっくり休むといい」

『ありがとうございます』

ジャ「それでは、こちらへどうぞ」

シンドバッドさんの部屋を出るときに

「機会があったら一緒に酒でも飲もう！」

と言われたので軽く返事をしておいたけど…

私、まだ未成年なんだよね…

ジャーファルさんに部屋まで送ってもらい、部屋に入った。

『今日からここが私の部屋かぁ…疲れたぁ…』

白龍はどうしてるのかなぁ…

私はそのまま眠りについた。