シンドバッドside ページ7
A、というのか。
なぜだ。Aには今まで会ったことがなかったはず…なのに会っていたような気がする…
その時頭に浮かんだ。白龍の顔が。
そうだ、白龍に似ている。
シン「自己紹介がまだだったな。さっきからめつきが怖いのがジャーファルだ」
ジャ「シンっ!貴方のために注意していたのにめつきが怖いとかないでしょう!?」
シン「まぁまぁ、怒るなって」
ジャ「そうですね。私はジャーファルと申します。何かありましたらなんなりとお申し付けください」
『よろしくお願いします』
シン「そして無口な彼がマスルールだ。」
マス「どーも」
『よろしくお願いします』
シン「そして俺がシンドバッド。よろしくな」
『貴方がシンドバッドさんなんですね!よろしくお願いします』
Aは礼儀正しいのだな
Aには聞きたいことがある。
『私の番ですね。先程も申しましたがAといいます。いろいろ事情がありまして…シンドリアにつれて来られたのです』
やはり、なにかあったとは思った。
気になる事があるから聞いてもいいだろうか。
シン「間違っていたらすまんが、白龍と兄弟か?」
Aは、えっ?と驚いている。
シン「いや、顔が似ていると思ったからな」
『…その通りです。私は白龍の妹、です』
アリ「A、そうなのか!?確かに似てる…」
アリババくんたちも白龍と楽しくしていたからな。
俺も驚いたが、なぜ流されたんだ?
聞いていいことなのか?
Aは煌帝国の者だからスパイとして来た可能性もある。
俺は黙っていられなくて聞いてしまった。
シン「なぜ追放などされたんだ?」
Aの顔が曇った。
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作者名:実白梅 | 作成日時:2014年11月2日 22時