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八人称 ページ12

?「ねぇ、ねぇAちゃん!」




うぉっ…お腹のあたりがあいてる服を着ている女の子が話しかけてきた。




?「ダメッ!最初にAちゃんと話すのは私!」




ろ、露出度が高いなぁ…胸なんか貝殻だけじゃないか!




いくら、なんでもこの格好はちょっと…




ジャ「それではそろそろ、八人称の方の自己紹介に入りますよ。それではマスルールから」




マス「俺っスか?…特に無いんですけど…」




ジャ「そうですか。まぁ名前だけでも」




マス「マスルールです」




マスルール殿は、私が初めてシンドリアに来てシンドバッドさんの部屋に入ったときにいたなぁ。




『よろしくお願いします』




ジャ「それでは次に..」




ピス「私はピスティ!よろしくね、Aちゃん!」




ヤム「ヤムライハと申します。私は魔法が好きで..」




シャ「魔法オタク、なに魔法のこと話そうとしてんだよ!俺はシャルルカン!よろしくなっ」




ヤム「な〜にちゃっかり挨拶してんのよ!」




シャ「はぁ!?自己紹介の時間だろーが!な〜にいってんだよ!」




ヤム「なにいってんのよ!」




シャ「こうなったら、戦って決めるしかねーなぁ!」




ヤム「望むところよ!」




え…ケンカになってるの!?え…どうしたら…




ジャ「うるっさーーいっ!!」




うぇっ!?ジャーファルさんが!




みんなもビックリしてるけど…




ヤム・シャ「すみません…」




ジャ「ゴホン…それでは、続きをどうぞ」















そんな感じで、みんなの自己紹介が終わった。




ジャ「えーと、こんな感じで騒がしいのですが、私たちが八人称といいます」




『よ、よろしくお願いします…あの…』




聞きにくいけど…




『いつも、こんな感じ…なんですか?』




あえて、騒がしいとは言わなかった。




ジャ「いえ、騒がしいと言っても一部の人たちのせいでこうなるのであって…いつも、とは限らないんですけどね」




『そうなんですか…』




いつもこんなわけないよね…ジャーファル殿も大変だなぁ…




ヤム「アンタのせいでAちゃんに悪く思われちゃうじゃない」




シャ「はぁ!?お前のせいだろうが」




ジャ「ギロッ………」





ジャーファル殿の目が…怖すぎて私も見れない




ヤム・シャ「すみません!」














部屋に戻り、私はため息をついた。




疲れたぁ…

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作者名:実白梅 | 作成日時:2014年11月2日 22時

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