学園BASARA〜巫女様〜その2

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貴方)そうだね〜。普通の人間だったら老いると思うよね…それに5000年も生きられないじゃない？

三成)あぁ…そうだなぁ…

貴方)私は巫女だったんだって。クローズたちがそう証明している。

三成)あいつ…A様の名を汚して…(ギリィ)


貴方)落ち着いて三成、そうやって言われてるけど…もし実際どうなのかっていうのは知りたいの。でも…

三成)でも……？

貴方)正直…私は自分の本当の正体を知るのが怖かった…自分の正体がみんなにとって悪いことだったら、逃げ出したかった。

三成)A様…

貴方)みんなに迷惑かけられないって。でも…あの時に元親が言ってくれた。｢過去なんてどうでもいい｣って。





背中を押してくれたから


安心出来たから


だから元親…


私もあなたのことを守らせてください




三成)………

貴方)え！？どうしたの…？そんなにじっと見てきて…

三成)………

貴方)私の顔になにかついてるのかな…

三成)A様は、元親の話になると顔つきが違う

貴方)え！？///

三成)ふっ…まぁいい。紅茶が冷めるぞ。早く飲め

貴方)はい…



私の思ってること


顔に出やすいのか…！？


恥ずかしいな………




そう思いながら


私はちょびちょびと


三成が入れてくれた紅茶を飲んでいく




三成)綺麗だな。その指輪

貴方)うん…とっても綺麗。でも、なんの理由でつけているのかがわからなくて…しかも抜けないんだ…

三成)そうか…

貴方)この指輪は不思議です。一体どんな力を秘めているのか…

三成)なんかあったのか？

貴方)以前この指輪が光って、私…瞬間移動しちゃったんです。

三成)なっ…。

貴方)そんな驚かなくても…

三成)いや…失礼。

貴方)なんか指輪に守られているんだな〜って感じがする

三成)お守りか

貴方)そうかもしれないね。ありがとう三成、心が落ち着いた

三成)よかった。頑張れ、次の土曜日は楽しめ。

貴方)うん、ありがとう三成

三成)でも…心配だ。

貴方)え？

三成)A様が…また何かに巻き込まれてしまうのではないかと…

貴方)あー…大丈夫だよ三成、私だって婆娑羅者よ。元親もついている。

三成)なら良いのだが…

貴方)心配しなくても大丈夫だよ。

三成)あぁ…




しかし三成の言ったことは


恐ろしいことに的中していたということ






私はまだ知る由もない

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