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理｢は、オダナナじゃんなにしてんの。｣
織｢なにしてんのじゃないって。友梨奈に呼ばれたから話してただけですー｣
理｢うちの友梨奈に手出さないでもらえますかー｣
平｢もー理佐ったら、いい加減離してよ｣
え、まってついていけない。2人は付き合ってるの？
織｢はいはい。そろそろ授業はじまるしさ、Aちゃんも戻りなよ。｣
A｢あ、うん。｣
織｢また今度時間あるとき話そうね！｣
うん、絶対いい人。なんかそんな感じがする。
A｢ありがとう、またね！｣
理佐とてちと教室に戻る。一瞬付き合ってるのかなぁとも思ったけど、きっと仲良いだけだよね。
いいなぁ、私も茜と...なんてね。なに考えてるんだろ私ったら。ていうか茜遅いなぁまだ戻ってきてない。トイレにしては長すぎるよね...授業始まっちゃうのに大丈夫なのかなぁあの2人。
結局ギリギリになって駆け込むように教室に戻ってきた2人。隣に茜が座ったから話しかけた。
A｢ねぇ今の休み時間どこ行ってたの？｣
茜｢あーちょっとね、色々と。｣
どういうことだよ色々って。茜ははぐらかすのがうまいみたい。んーでもやっぱり深くは聞けないなぁ、まだ茜にとって私は心を許せる存在じゃないと思うから。
A｢そっか、なんかあったら言ってね。｣
茜｢...うん、ありがと。｣
あれ、また一瞬茜の表情が曇ったような...？やっぱりあれは気のせいじゃないんだよね？きっと。
茜はどんなことを考えてるんだろう。なにをしたいんだろう。私は全然茜のことを知らない。もっと知りたい。
〜
そうしてやってきたお昼の時間。
昨日茜と約束したし、もちろんてちや理佐、愛佳も加えて5人でお昼ご飯を食べることにした。
愛｢それでさぁ、お母さんが急にさ＿｣
ｱﾊﾊ
ムードメーカーの愛佳がおもしろい話をたくさんしている。さすがだなぁ。
チラッと横目で茜を見たけど、普通に笑っているし、ご飯食べて少し元気戻ったのかなと思うと、少しうれしい。茜はやっぱり笑顔が一番かわいい。
平｢ごちそうさま。ご飯食べたら眠くなってきたぁ。｣
てちが眠そうにあくびをした。
理｢ゆりな、眠いなら膝貸してあげようか？｣
平｢えぇ、いいよ寝る気はない。｣
え、やっぱこの2人付き合ってる？というか、理佐がめっちゃてちのこと好きなのか。
愛｢ね、茜、ちょっと屋上行こうよ。｣
茜｢えーめんど｣
理｢うちらも行く。｣
愛｢いやちょっと茜と話したいことあるから。｣
理｢おっけ、いってら｣
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作者名：結冬 -yuto- | 作成日時：2019年1月19日 14時
