結びの弦 /羽生結弦 (ページ2)

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氷帝の王者 1 ページ2

先日、私は夢だった公認スポーツ栄養士になることが出来た
管理栄養士の資格や公認スポーツ栄養士の検定資格を取るのは大変だったけど運が良かったのか新卒一発目でなることが出来た

そして今、松村さん(上司)にどこかわからない場所に案内されている

麗「あの～松村さん……ここどこですか？」

松村「麗がこれから、扱き使われる職場に案内してんの」

麗「え！私こき使われるの！？」

松村「冗談♡」

麗「松村さん、冗談やめてくださいよ～笑」

松村さんの後を付いていくと大きな扉の目の前に着いた
左の方に○○連盟という文字が書いてあったが良く見えなかった

麗「遂に私も、栄養士の仕事が出来るのか…！」

松村「麗、あんた頑張り屋さんだからこれから先頑張り過ぎて倒れないか心配だよ……さぁ、入るよ」

麗「はい！」

返事とともに開く大きな扉
その先には、『JAPAN』と書かれたジャージを来た選手達が中に居た

中には良くテレビ等で見る選手などもいる
初めての光景で周りを見渡していると松村さんが喋り始めた

松村「はい、みんな遅くに集まってくれてありがとう。今日紹介したいのは、新しい栄養士の子だ」

みんなが一斉に拍手をしはじめる

松村「麗、挨拶して」

麗「あっ、はい！！
えー、この度こちらの所属チームの栄養士をやらせて頂く、朱城麗と言います！皆さんの栄養管理は任せてください！」

松村「えーっと、それでだ。暫くは個人の栄養管理をしてもらおうと思ってるんだが……誰の管理をしてもらおうか…」

あたりが静かになると1人男の人がスッと手を挙げた
その人は、よくテレビでも取り上げられているあの氷帝の王子【羽生結弦】だった

松村「あ～結弦かぁ…ん～ま、人生経験だ！麗、結弦の専属に暫くなるといい」

めっちゃ軽く決めてるけど私なんかの新人があの、王子の栄養管理なんかしちゃっていいの！？！？

っていう表情を隠している

麗「勿論です！羽生選手、よろしくお願いします」

結弦「うん、よろしく(ニコッ」

不意打ちの笑顔とても素敵です