8話 ページ10
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家のことを気にせずに…と言っても今までこんなことしたことないから正直分からない
私は1度も親へ逆らうことはしなかったけど、歯向かったことはある、誰がどう聞いても理不尽な理由なのに、私が間違ってると主張された時は無性に腹が立った
私も人間だし多少は我慢できるものの、怒りたい時だってある｡でも私なんかが怒ることは許されない
そんな理不尽な世界で生きてきた
それでも、悟様はこんなのらりくらりとしている私のペースに合わせてくれていて、昔から優しい人だなとしみじみ思う
「Aはさ」
『はい』
「こんな自分になりたいとかねーの？」
『え』
「まず目標作った方がお前のためになるかなって思って提案してみるんだけど。なりたい自分とかない？」
なりたい自分…うーん、そんなこと考えたことなかった所か考えることすら許されなかった世界で生きてきたからなぁ
理不尽な世界って分かってても考える事が出来ないとか確かになんだか人生を諦めたようで…
つまらない人生とは思ってるけど
一つだけ、なりたいというわけじゃないけど憧れの存在はあるね…
『私、お外で遊んでいる女の子に憧れてるんです』
「え？」
『既に外でお買い物をしているお姉様がいるのですが、お姉様は私よりも優秀なので、外出は許されていて、ボディガードを連れてショッピングというものをしていると耳にしました』
お姉様は外の世界を知ると共にどんどんキラキラしていくようになっているから、外の世界はどれほどキラキラしているのか気になる
多少の外の世界は知っているが、お姉様の話を聞く限り私は絶対知らないだろう。
「箱入り娘？？？？」
『え』
「相変わらず世間知らずなところあるなぁとは思ってたけど、そーゆう意味ね」
『あの』
世間知らず……ってまぁ何も言い返せないのがなぁ
実際むやみに外へ出して貰えなかったし、花嫁修業みたいなやつをやらされたし
私の知らない世界はまだまだこんなものじゃないのかも
「いいね、それも兼ねて俺とデートしよっか」
『ﾃﾞ､ﾃﾞﾃﾞﾃﾞでーと？』
私が悟様とデートですか！？
「お？さすがのお前でもデート知ってた？」
『そ、それ！恋人同士がやるやつですよね！』
「なんか当たり前なことを自信満々に言うのすんげぇ可愛いんだけどなんなのお前」
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通りすがりの呪術廻戦好き - なんか、中途半端。五条悟は、もっとズバズバ言うと思うし、読んでてスカッともしないしざまぁもされないし。 (2月17日 23時) (
レス) @page48 id: 1495d167b8 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 五条君と夢主ちゃんが幸せになれてよかったです！というか萩原の家族とか夢主ちゃんの家族とか最悪ですね。夢主ちゃんと五条君素敵。 (2022年8月14日 14時) (レス) @page2 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 夢主ちゃんの家族がクズ過ぎる...この家で一番可愛いのは夢主ちゃんに決まってんだろうが!! (2022年7月18日 16時) (レス) @page50 id: 936c26f56c (このIDを非表示/違反報告)
マリか - 五条くんのズバズバと夢主ちゃんのために言ってる所…かっこいい…夢主ちゃんは可愛いすぎる… (2022年7月18日 12時) (レス) @page50 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 萩原って女…五条くんにお仕置してほしい…。夢主ちゃんのほうが…素敵な女性だよ…。早く夢主ちゃんを助けてあげて…！ (2022年7月16日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの
| 作成日時：2022年6月18日 19時
