5話 ページ7
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『………ごめんなさい』
家の事で悟様の告白を断ったことにものすごい怖い顔で怒る悟様｡ああ、また余計なこと言ってしまった
だから私はいつも出来損ないなんて言われる。いつもお姉様を見習えと比べられてしまう
そんなお姉様も私と同じ血が流れていることに低底嫌がっていたし、私なんかがやはり生きてていい存在ではない
あの時の婚約も、あの略奪女もムカつくけどこれが事実なのかな
｢え、あ、いや……お前じゃなくて｣
『………役に立てなくて…申し訳ございませんでした』
平凡な私ができることはただ謝罪をして頭を下げることだ。惨めだけど現実なのだから
いつまでも夢を持っても人を不幸にするだけ
｢A｣
『はい』
｢顔上げて｣
『…はい』
ゆっくりと下げていた顔をあげるとサングラスを外した悟様の綺麗な瞳としっかり視線が合い、そのまま悟様は顔を近づいてきて思わず下がろうとするが
そんなの許されるはずもなく、私の腰に腕を巻きつけて引き寄せた
｢かわい｣
フッと笑ったと思えば私の額に柔らかい物が触れた
『さ、さとる様！！！』
｢んだよこれぐらい許せ｣
『で、でも』
｢嫌？｣
『と、とんでもございません』
嘘でも本当でも嫌なんて言ったら殺されるレベルだ、私ごときがこの方に叶うはずもない｡私はそれを小さい頃から教えられて生きてきた
それぐらいの危機感はある
｢……まーた家の事で気を使ってんな｣
『……』
｢いいぜ、家の事なんぞ気にしないぐらいドロッドロに愛してやっから…覚悟しろよ｣
そう言った彼の言葉に私は危機感をあまり抱いてなかったことに後悔した
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数日後
婚約破棄の日から色んなことがあったが、ようやく1週間は立とうとする中落ち着いてきた。
現在私は嫁ぐ場所もないし実家にも帰ることは許されないため、ここ呪術高専に入学した
1年生として入学したのだが、なんと同級生は私含めて2人だけ…本当にこの業界は人手が少ないのだなと実感した
そして2年生も2人であり、3年生である悟様のクラスも2人らしい、元々3人らしいが何らかの事件があって2人になってしまったと聞いた
『………住める場所もあるし授業を受けることもできるなんて手続きをしてくれた悟様には感謝しなきゃなぁ』
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通りすがりの呪術廻戦好き - なんか、中途半端。五条悟は、もっとズバズバ言うと思うし、読んでてスカッともしないしざまぁもされないし。 (2月17日 23時) (
レス) @page48 id: 1495d167b8 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 五条君と夢主ちゃんが幸せになれてよかったです！というか萩原の家族とか夢主ちゃんの家族とか最悪ですね。夢主ちゃんと五条君素敵。 (2022年8月14日 14時) (レス) @page2 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 夢主ちゃんの家族がクズ過ぎる...この家で一番可愛いのは夢主ちゃんに決まってんだろうが!! (2022年7月18日 16時) (レス) @page50 id: 936c26f56c (このIDを非表示/違反報告)
マリか - 五条くんのズバズバと夢主ちゃんのために言ってる所…かっこいい…夢主ちゃんは可愛いすぎる… (2022年7月18日 12時) (レス) @page50 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 萩原って女…五条くんにお仕置してほしい…。夢主ちゃんのほうが…素敵な女性だよ…。早く夢主ちゃんを助けてあげて…！ (2022年7月16日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの
| 作成日時：2022年6月18日 19時
