29話 ページ31
五条side
「…A、落ち着いた?」
『……はい』
「良かった……」
今度こそ呼吸が落ち着いてきたから良かったものの、今日は今までで1番やべぇ謝罪だったから流石にびびった
そんなに俺怖いのか……という感情もあるが、今はそんなことを考えている暇はない
「ちょっと俺の部屋おいで」
『…えあ、はい』
「大丈夫、何もしないから」
こんなところで座ってたら夜蛾センになんか言われそうだし、荻原との接触も低くはなさそうだ
だったらやっぱり俺の部屋にいた方が好都合だろう
俺はAを抱えながら部屋に向かった
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「よっと」
『あ、あり、がとうございます』
「いーえ」
部屋に着いたらひとまずAをベットに座らせて、俺は床に座った、泣いていたのもあったから喉もかわいているだろうし飲み物も一応用意する
「水飲む?」
『よろしいのですか?』
「いいよ、飲んで」
たかが水に許可なんていらねーのに、コップに入った水をAに渡すと俺へ丁寧にお礼を言い口へ水を運んだ
「喉、潤った?」
『はい、お陰様で、ご迷惑をおか「ほらまた謝る〜ありがとうでいいんだって」……ありがとうございます』
「ん、いい子」
俺は腰を上げてベットに座っていたAの隣に座りAの頭を撫でる。やっぱ床はきちーわ…無理無理
さて、本題行こうか
「……本当はお前のタイミングに合わせたいんだけど、多分お前は遠慮して言わないと思うから言うわ」
『……?なんでしょうか』
「……荻原になんか言われた?」
一応硝子に貰った情報は知っているが、他にもあるかもしれないし、やっぱり裏でコソコソ探るより本人から聞いた方が確実だ
でもわざわざ言わせるのも辛いと思うからなぁ、しかもこのこの場合なんて絶対自分のこと言わないし
そこは生意気になってもいいのにな、七海とかボロくそ言ってくるぞ?
『荻原さん?…えと、私のような素朴で落ちこぼれの分際で分を弁えてないと仰っていて…悟様に相応しくないと』
「………………へぇ、他には?」
『…たかが女が2級になろうと何れは子を産む母体だから強くなる必要もないと言われたり』
「うん」
『……私のような野蛮な女が悟様の隣にいては悟様が可哀想だと。すみません……』
……うん、とりあえず荻原殺す?????(黒笑)
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通りすがりの呪術廻戦好き - なんか、中途半端。五条悟は、もっとズバズバ言うと思うし、読んでてスカッともしないしざまぁもされないし。 (2月17日 23時) (レス) @page48 id: 1495d167b8 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 五条君と夢主ちゃんが幸せになれてよかったです!というか萩原の家族とか夢主ちゃんの家族とか最悪ですね。夢主ちゃんと五条君素敵。 (2022年8月14日 14時) (レス) @page2 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 夢主ちゃんの家族がクズ過ぎる...この家で一番可愛いのは夢主ちゃんに決まってんだろうが!! (2022年7月18日 16時) (レス) @page50 id: 936c26f56c (このIDを非表示/違反報告)
マリか - 五条くんのズバズバと夢主ちゃんのために言ってる所…かっこいい…夢主ちゃんは可愛いすぎる… (2022年7月18日 12時) (レス) @page50 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 萩原って女…五条くんにお仕置してほしい…。夢主ちゃんのほうが…素敵な女性だよ…。早く夢主ちゃんを助けてあげて…! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの | 作成日時:2022年6月18日 19時