婚約者に捨てられた私は最強さんに溺愛される【呪術廻戦】

24話 ページ26

:


もう好きに言わせておこう、嫌味を言われるのは慣れているし、大丈夫




『……嫌味しか言えない貴方に言われてもなんとも思いませんよ。では失礼します』



｢はぁ！？！？ほんと失礼な女ね！分を弁えなさいよ｣






すみません、だってちょっとムカついてしまったもんでつい本音が出ちゃいました





-







-






-






-





『はぁ……』



｢どうした、珍しいな｣



『あ、硝子様…失礼しました』



｢いやいや気にすんなって…なに？五条絡み？｣



『いえ、悟様ではございません』





関係ないことはないが悟様は何もしていない、なんなら私が原因でこんな事になっているのだから





｢あー、じゃあ、荻原か｣



『エッ』



｢あの子さ、五条を見る目すっごいアレじゃん｣



『……まぁ許嫁ですから』






彼女の瞳は確かに綺麗な目だが、あの目は私を見るお姉様の目にそっくりでとてつもなく苦手だ

何を考えているか分からないのは当たり前だが、貶されているということだけはわかる





｢あれ？？お前は？｣



『私も許嫁……まぁ婚約者です』



｢……いやおかしいな、五条はAとしか婚約を結ばないと言っていたぞ｣






……え？


だったら荻原さんが嘘をついている可能性があるというのかな？いや嘘というか

うーん私の勘では御三家絡みだと家が勝手に決めた許嫁の可能性もある。お姉様が以前、叔父様が勝手に決めたお見合いがあって両親が激怒したということもあったし



本当に人間関係のことを考えるのは苦手だ





｢御三家の人間でも複数の女とは関係持ちたくないらしいしな、なんなら過去の行い的に無理そうに思ってたけど

まぁ…｣



『？』



｢お前がここに来てからあいつは女との関係を全て断ち切ってるし…本命はAだと思うけど｣



『？関係？』



｢あ、やべ口が滑った｣





今なんと？？

あまり聞いてはいけないものなのだろうか、女の人との関係を切ったってどーゆう事だ？




｢硝子〜それは無くねーか｣



｢普段の行いだろクズ｣



｢ひっでぇ…あとAは勘違いしないでくれ｣





硝子様と話している所に、任務から帰ってきたのか悟様もやってきた、そして勘違いとは？

私何か勘違いをしているのかな？




『えと』



｢硝子の言う通り女の関係は悪かったけど、まじで俺が小さい時から好きだったのはAだけだから｡これマジな？初めて愛したのもA最後に愛すのもAなのは忘れんな｣

25話→←23話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す