婚約者に捨てられた私は最強さんに溺愛される【呪術廻戦】

17話 ページ19

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それから私は、悟様と鍛えたり、沢山のことを教えられたりと、少しずつだが成長出来たと分かるまでは無事にたどり着いた

呪術の方もまだまだではあるが2級にも上がることが出来たしちょっとはお姉様の手に近づいたのではと嬉しくなる




｢ほーんっとお前強くなったな｣



『！……ほんとですか？』



｢うん…ぶっちゃけ本音を言えばあまり強くなられても困るけど｣



『ｴｯ』






困る！！！？？！？！？？まぁ私なんて悟様の指にすら及ばないけども…そっか2級もまだまだか

単独行動が許される等級にいるから安心していた自分を殴りたい





｢まず俺の知らないところで怪我したら怖いし｣



『………ん！？』



｢そもそもAが2級になった時点で単独行動許されるし、下手したら上層部に嵌められたりしてAが大怪我したら俺…死ぬわ｣



『死ぬ！？』



｢だってやだもーーん！！！なんなら素直におめでとうって言ってる俺を褒めてよ！！！｣






ええぇ……(困惑)

これは一体どのような対応をすればいいのだろうか。

でも、悟様は本当に私のことを大事に思っていて下さっているからここは素直に感謝を伝えるべきなのでは





『……私のことを大切に思っていてくれているという件はとても嬉しいです』




｢……ひ…ｧ｡ぇぁ……そっか｣




『？………悟様？顔が少し赤いですね……熱ですか？』







急に気弱な声を出すものだから心配なのだけど、最強と言われている彼でも人間だから疲れる時は疲れるはず

まともに休めているかすら怪しいのに、正直大丈夫……では無さそうだ





｢いやいや！！！違うから！！！だぁー！！！おまえっ…！！マジで！！！！！｣



『ぁ……ぇぅ……ご、ごめんなさい』



｢謝んな！！！いいか、お前はそのままでいろ、安心してお前が世界一可愛いからうん、俺が保証する｣



『え、えぇ、ああ、はい』






安心も何も会話がそもそも成立しているのかすら怪しい所か、逆に私が理解出来てないのかが分からない

まぁ大丈夫そうならいいけれど







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｢硝子聞いて、ねぇあの子可愛すぎて無理なんだけどもう生きてるだけで可愛い、食べたい、てか嫁に行かせたくない絶対許さないから｣



｢は？……お前の嫁になるんじゃないのかよ｣



｢え、あ、そか…アイツはオレの嫁か！！！なーんだ何も無理じゃねーわアハハ｣



｢なんだコイツ…気でも狂った？あ元からか｣



｢うるせ〜｣

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