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1話 ページ2

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そしてその代わりに見慣れない建物が目の前に移り、ここはどこと首を傾げる上、なぜ一瞬でここへ来たのかも分からない






『あの、、、』



「ん、ごめんな…びっくりしてる所悪いけど今すぐ高専に来て欲しい。舌噛むから喋んないで」



『……はい』






そう言われた通り私は大人しく口を閉じ、彼の指示通りに従う。


彼はそのまま私を抱えながら、石の階段を登っていくと奥に進むにつれ大きな建物が見えてきた


その建物の前の表札を見ると「東京都立呪術高等専門学校」と書かれているのを目にする


それを見たと同時に彼は歩くのをやめて止まった





「ここは俺が通ってる学校」



『……学校』



「あんな所にいるより絶対俺といる方が幸せになるって断言出来るし、いいよな?」







真剣に伝える彼の表情は何故かまゆが下がり先程の態度では表せないほど弱りきっていた。

まるで私がその問に拒否をする返答をされるかもしれないという不安な表情だ




『……えと』



「俺とは別に初めましてじゃねーだろ、緊張してる?」



『……………お久しぶりです。悟様』





やっと彼の名前を呼ぶことが出来たのだが本当に何年ぶりだろうか。私がまだ6歳の頃に彼と出会ったのだから恐らく約10年前程だろう…

初めは誰なのか本当に分からなかったし





「ん、久しぶりA」






元気かとさっきの怒号を吐いていたときの表情とは真逆で優しそうに微笑みながら告げる悟様…

本当に同一人物かってほど差があるんだなと今一度思う







『……あの、すみません、まずお話をしたいのですが』







感動の再会みたいな感じはあったけれど私は未だに現状についていけないのだ、お願いだからこれだけは教えてほしい

それを理解して読み込むことが出来たらちゃんと話は着いていけるし状況も整理できる


今私が理解できるのは婚約者に婚約破棄をされ、悟様に見知らぬ場所へ連れ去られたことぐらいだ


まぁこれはこれで十分な情報だけどなぜそうなったのかはかなり重要な事だとは思う







「あー悪い、ちょっと待ってな、それ俺の部屋で話すから手続きのために後でいい?」




『……はい、お待ちしております』

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦
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通りすがりの呪術廻戦好き - なんか、中途半端。五条悟は、もっとズバズバ言うと思うし、読んでてスカッともしないしざまぁもされないし。 (2月17日 23時) (レス) @page48 id: 1495d167b8 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 五条君と夢主ちゃんが幸せになれてよかったです!というか萩原の家族とか夢主ちゃんの家族とか最悪ですね。夢主ちゃんと五条君素敵。 (2022年8月14日 14時) (レス) @page2 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 夢主ちゃんの家族がクズ過ぎる...この家で一番可愛いのは夢主ちゃんに決まってんだろうが!! (2022年7月18日 16時) (レス) @page50 id: 936c26f56c (このIDを非表示/違反報告)
マリか - 五条くんのズバズバと夢主ちゃんのために言ってる所…かっこいい…夢主ちゃんは可愛いすぎる… (2022年7月18日 12時) (レス) @page50 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 萩原って女…五条くんにお仕置してほしい…。夢主ちゃんのほうが…素敵な女性だよ…。早く夢主ちゃんを助けてあげて…! (2022年7月16日 10時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2022年6月18日 19時

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