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「"Aセンパイ、ボクの言いなりになって"」
そう魔力を宿らせた言葉を聞いたAセンパイは
徐々に目が虚ろになって、目に光を持たなくなった
ボクは一人溜息をつくと次の言葉を言う
「"壁に移動して"」
そう言うと大人しく壁に向かうAセンパイ
それに続いてボクも付いていく
トンッ
軽い音が静かな教室に響いた
一度、センパイにしてみたかった肘ドンと言うもの
「 ________センパイ、知ってるんだヨ
ボク達、実は両思いだったってこト 」
黙ってボクの話を聞くAセンパイ
「 にいさん達が言ってるんダ
Aセンパイはボクの事が好きだっテ 」
「 でもセンパイはかなりの引っ込み思案デ、アタックも全然しなかっタ 」
「 そんなセンパイだからボクは好意をもたれてるなんて思わなかっタ 」
「だからセンパイ」
「 そんなセンパイに少しだけお仕置き、ネ……♪」
ボクはそう言うと噛み付く様にキスをした
角度を変えて何回もキスをする
舌を動かし口を開かせると舌を絡ませた
「ん……はッ………」
『んん……あッ………ふッ、んぅ……』
_________あれからどれ位経ったんだろう
でも顔を離してみると涎を垂らして気持ちよさそうな
目をしているAセンパイを見ると結構経ったんだ、って思う
もういいかな、と思い指を交差させる
だけどやめた
ボクは虚ろな目をしたセンパイの目を見据えて
「 センパイ、大好き
愛してる 」
と耳元で囁いた
顔を見ると魔法をかけてるのに何故だか顔が赤くなっていた
でも例え、ちゃんと魔法がかかっていなくてもいい。
ボクがしたい事は出来たから。
パチンッ
指が弾けた音がした
目を見ると目に光が戻っていくAセンパイ
するとボクが近くにいたせいか目を大きく見開かせ頬を高潮させた
『なッ!夏目くんッ?!ちょッ、近いっ!』
ボクより少し背の低いセンパイは自分の顔を手で覆うとずりずりと下に落ちていく
「センパイ」
そう声を掛けると指と指の間でこっちを見るセンパイ
「扉、開いたヨ。帰ろウ」
手を差し伸べてそう言うと彼女は満面の笑みで頷いてボクの手を取った
部屋を出る時、小さな声で
「次の告白は、センパイからだヨ」
って言うと
「ん?なに?」
って聞き返されたからなんでもないってボクは答えた
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オチ書くの久々すぎて悩みまくった……
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夜分遅くにごめんなさい。→←【逆先夏目】肘ドンとD.キスしないと出られない部屋 折り紙様リク
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猫愛りあ - 凛月さんエロいってぇぇ〜りつまおも最高ぅぅ〜!! (12月29日 11時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
優璃 - 今更ながら読んで最高でした!!リクエストよろしいでしょうか?鬼龍さんで股ドンとDキスをお願いしたいです!!! (6月23日 6時) (レス) @page19 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
mami - 夜分遅く失礼致します!今更ながら作品読ませて頂きました!最高です…胸きゅんが…Twitterもフォローしました!承認してくださると幸いです! (2022年8月15日 1時) (レス) @page38 id: b008be79fd (このIDを非表示/違反報告)
ネギとろ(プロフ) - リクエスト失礼致します。守沢千秋くんでハグからDキスでお願いします!すごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2022年7月3日 13時) (レス) @page23 id: 3c583702ce (このIDを非表示/違反報告)
かげ - リクエスト失礼します。伏見弓弦くんと七種茨くんの2人に同時に攻められるって言うのをお願いします!作者様のこの作品全て読ませていただきましたがとても楽しかったです。これからも応援してます! (2022年2月26日 23時) (レス) @page24 id: 067bd8ce33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とわ | 作成日時:2017年1月8日 20時