７人ですとぷり（３） (ページ36)

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みなさんこんにちは！

Aです！

今日はあの日事件が起こってしまっていけなかったので、さとみくんとお出かけする予定です！

さとみくんが心配してくれて、家まで迎えに来てくれる

ピンポーン

『はーい！』

さ「さとみです」

『今開けるね！』

さ「よ！」

『よ！迎えにきてくれてありがとうね！』

さ「全然いいよ、Aこそ外出て平気か？」

そうなのだ

わたしは退院した日から一歩も外に出ていない

理由は１人で外に出るのが怖いから

また何かあったらどうしよう

メンバーやリスナーに迷惑をかけてしまうと思うと外に出れなくなってしまう

莉犬くんやころちゃんも出かけようと誘ってくれたけど、怖くて断ってしまった

でも今日はどうしても外に出てやりたいことがある

今も怖い

今度はさとみくんに何かあったらどうしようとか

いろいろなことを考えてしまう

『・・・確かにまだ怖いよ、家にいればとりあえずは安心だもん』

でも・・・

『何かあったらさとみくんが守ってくれるんでしょ？まぁ、さとみくんに何かあったらわたしが守るけど！』

さ「A・・・」

『それに外に出れるようにならないとライブとか握手会とかできないもんね、それは絶対にやだ！』

さ「・・・Aは強いな」

『・・・わたしは強くないよ、でもどんな時でもメンバーが一緒にいてくれたら大丈夫だって思えるんだ！』

さ「・・・そうだな、すとぷりは最高だもんな」

『うん！』

さ「よし、そろそろ行くか」

『そうだね！』

さ「・・・何かあったらいけないから手繋ぐか？」

『でも、もしリスナーがいたら勘違いされちゃうし・・・』

さ「・・・勘違いされてもいいし」

『なんか言った？』

さ「何にも、でも今日は腕掴んでて？何かあったら対応できるから」

『わかった！』

さ「じゃあ行くぞ」

『おー！』

さ(今は外で手を繋げなくてもいつかは・・・)