弟 ページ14
・
「ピーーーーーーーー」
指笛を鳴らすと
突如現れる大きな影
上を向けば巨大な鳥
「サラ!」
サラ
大きな鳥で
旅の途中怪我をしていたから治してあげたら懐いてくれて
それから困った時には助けてくれる
「久しく会ってなかったけど、また大きくなった?」
そう話しかけると
ピアアーーー
と鳴く
前は小屋くらいだったけど、一回りくらい大きくなってる
微笑ましく思いながらも上空を飛ぶサラを見つめ
「行くよ!サラ!」
走り出す
サラはそんな僕の上を飛んでいる
海が見えてきた
崖だ
僕は崖に向かって思いっ切り飛んだ
すると、
上にいるサラが足を伸ばすので
それに飛び乗る
サラの足の上に乗り、
いざ、シンドリア南西沖へ
・
あれかな
しばらく飛んで、
岩だらけの中煙がたっているのが見えた
「あそこに行こう」
あ、見えた見えた
先住民の方が見える
えと、確かトランの民
此方に気付いてなにやら話している様子
そりゃサラを見たらビックリするよね
「サラ、少し離れたところで降りようか」
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作者名:工場長 | 作成日時:2018年1月6日 18時